「借金」
世間的には、良いイメージか悪いイメージかを問うたら間違いなく後者の割合が多い事でしょう。
しかし、必ずしも借金が悪いこと、ということはありません。
借りた分をきっちり完済できると信用向上に繋がりますし、借りたお金を活用し自己資産の拡大や投資を行うことができます。
この記事では、借金をすることのメリット・デメリットに加え、危険性や上手な使い方を紹介します。
- 借金は上手に付き合えば資産を増やすことに使える!
- 借金は借り先と借り方を抑えれば危険性は少ない!
- 借金する目的と返済計画を明確にしよう!
借金にはマイナスイメージが強いがメリットはないの?
借金は、デメリットもあれば、メリットもあります。
確かに、借金は利息が付くので余分にお金を支払わないといけない点や状況によってはきちんと返せないこともあります。返せないと、履歴情報に記録が付いてしまうのでローンなどの審査が受かりにくくなります。
借金をするメリットはないの?
借金=赤字でとても悪いことのように感じますが、使える資金が増えれば、起業やスキルアップのための投資にも当てられます。
借りたお金で、自分への自己投資もできるので悪いことばかりではないのです。
特にいかにして財産を築くかは、元手があるとないとでは財産をなすまでのスピードが違います。
他の人の借金理由は?
では世の中の人は何のために借金をしているのでしょうか?
日本貸金業協会が令和元年8月に調査した借金の背景は下記のような結果になっています。
「趣味や旅行」を理由とした借金がもっとも多く、ついで「食費」「遊興費」となっています。「家賃」や「衣料」や、グラフにはありませんが「医療費」や「住宅ローン支払いの補填」など生活に直結する理由もありますが、娯楽のための借金が多い印象です。
借金をするデメリットとは?どんな危険性がある?
借金をするデメリットは、余分にお金を払わないといけない点や遅れた場合、ブラックリスト入りする可能性などリスクがある点です。
これから、そのリスクについて細かく説明していきます。
利子の支払いがある
借金のデメリットの1つ目は、利子の支払いがある点です。
お金を借りる際、必ず付いてしまうのが利子です。利子には、幅があり始めて借金をする人は、利率が高い傾向にあります。利率が高いと返すための金額が大きくなり、大きい負担となります。
しかし、返済状況などにより利率を優遇してくれるところもあります。利率は、業者によって低い時があるので業者を比較することが大事です。
遅延した場合はブラックリスト入りする可能性がある
借金をするデメリット2つ目は、返済が遅延した場合はブラックリスト入りする可能性がある点です。
借金を決まった期限までに返せない場合は、金融機関の情報に記録が残ってしまいます。一度記録に載ってしまうと、数年間は、住宅や車のローンの審査が難しくなるので注意が必要です。
また、放置すると裁判所を通して差し押さえになる可能性があるので注意しましょう。
精神的に重荷になる
借金をするデメリット3つ目は、精神的に重荷になる点です。
特に月々の返済をぎりぎりで回している人の場合は、もし何かあれば支払いができなくなります。
例えば、けがや病気で働けなくなった場合は、収入が減る時もあります。特に、社員ではなく非正規の人は、勤務できる時間によって給料に差が出るのでより負担が大きくなります。
金銭を借りる時は、返すことができる範囲内で借りるのがおすすめです。金額が大きいとその分、精神的に負担が大きいので注意が必要です。
借りすぎると完済まで時間がかかる
借金をするデメリット4つ目は、借り過ぎると完済まで時間がかかる点です。金額が多くない場合は、数年前後で返済できる時があり、返済の計画も見込み通りに返しやすいです。
しかし、住宅ローンなど金額が大きい借金は、定年まで支払いが強いられるなど、時間がかかることが多いです。
借りた金額を返すまで期間が長いと会社の倒産などのリスクやリストラなど、職を失う可能性も高くなります。
なので、今収入があるからといって大きな金額を借りるのは辞めるべきです。
借金をするメリットと上手な使い方は?
さて、今まで借金のデメリットを紹介していきましたが、この項目ではメリットも説明します。
特に金融機関などへの信用が作れるなどメリットもあるので上手く借金をすることが大事です。
緊急時にお金がすぐに手に入る
借金をする場合のメリット1つ目は、緊急時にお金がすぐに手に入る点です。月々の支払いをぎりぎりで回している人にとって突然出費があるとお金を準備できないときがあります。
そんな緊急の時でも、お金を借りれば手元の現金が増えるので出費に備えることができます。
特に付き合いが多い人は、結婚式など呼ばれることが多いと思います。計画通りにお金を回せない時があるので借金をするのも一つの方法です。
また災害などで家や生活の足になる車が壊れてしまって、急遽高額な修理費やリフォーム費用、買替え費用などの支出が発生するときに、利用しても良いかもしれません。
しっかり返済すると金融機関への信用が作れる
借金をするメリット2つ目は、しっかり返済すると金融機関への信用が作れる点です。住宅ローンなど大きな借金は厳しい審査があります。
記録が全くない人ときちんと返済した履歴がある人の場合、実績がある人の方が審査が通りやすくなります。
記録が全くないと貸す側も不安になるので履歴がある方が有利となります。実績作りとして借金を利用するのもおすすめです。
例えば消費者金融でいきなり数百万をお金を借りることは難しいと言われています。特に用途が生活費や娯楽費の場合、最初の借入は100万円以下になることがほとんどです。
しかし借入と返済を繰り返し、期限までにしっかり返済を行える信用ある人になることで次に借入できる額が増えていきます。
元手を得て自己投資にお金を使える
借金をするメリット3つ目は、借金を元手に投資に回せる点です。お金に余裕がない人にとって自己投資ができない人は多くいると思います。
特に英語やITのエンジニアなど専門知識を学びたい人は、専門の教室に通いたい人が多くいます。しかし、資金に余裕がない場合、勉強費用に充てることができません。
しかし、借金をすることで学習費用にも充てることができるようにます。借金は、返済のためだけでなく自己投資にも使えるので有効に活用することが大事です。
お金を循環させて事業の儲けに繋げることができる
自営業の方などは、借りたお金を事業資金にできる点がメリットに挙げられます。起業したい、起業直後の人にとって貯蓄が十分ではない場合があります。
しかし、資金の提供を受けることで起業しやすくなります。また、新しい事業をするための費用にもなります。
借金の用途は自由ですので当然事業にも使えます。お金が足りなくなったら、借金を視野に入れて計画することも時には重要です。
例えば、高額な設備や機械を導入する際には借入を行い設備を拡充させ、投資した費用を5年から10年かけて償却していくのが一般的です。その投資により会社の生産力が上がって儲けが増えれば、
借金の上手な使い方は未来のお金を前借りして投資に当てること
借金は、未来のお金を今使い、将来の収入を増やすことができるのが最大の強みです。
例えば借金を自己投資にあて、スキルアップや資格を習得し収入を上げることで、何も自己投資しなかったときに比べて収入が支払い利子以上アップすれば、投資は成功したと考えられます。
大学進学の際に奨学金を利用する学生も多いかと思われますが、まさに借金の使い方としてわかりやすい例ですね。
国立大学の学費
入学料:28万2,000円
授業料:53万5,800円×4
合計:242万5,200円(私立)文科系学部の学費
入学料:24万2,579円
授業料:74万6,123円×4
合計:322万7,071円(私立)理科系学部の学費
入学料:26万2,436円
授業料:104万8,763円×4
合計:445万5,488円(強調赤字括弧は筆者注)引用元:ゼロワンインターン
大学の学費は効率で4年間で250万程度、私立大学で325万〜450万程度とのことですが、その後の収入はどのくらい変わるのでしょうか。
450万円もの金額を返していく、と考えるとプレッシャーも大きいですよね。
男性の場合は高卒と高専・短大卒がだいたい2億4000万円ですか。生涯を通してだと、すごい金額になるんですね。一方、大卒は2億8650万円……2割ほど違ってくるんだ。金額で見ると、4600万円ほどの差になるのかあ。マンションが買えそうな金額ですね。
(強調赤字は筆者注)引用元:Nikkei Style マネー研究所
Nikkei Styleさんの記事によると、大卒と大卒以外の生涯収入差額は4600万円にもなるそうです。投資した450万円の10倍以上も差があるんですね。
まさに自己投資に成功したわかりやすいケースではないでしょうか。
大学に限らず社会人の方も、職務にプラスになる・評価される資格であれば、数千〜1万円の受験料に対して年収を数万円以上あげることができます。もちろん勉強のための時間的投資や経済的投資も必要になりますが、取り組む価値のある投資と考えられます。
借金はしないほうがいいのか?
借金は、返せる範囲内での金額なら全く問題ありません。自己責任で返済できる見込みがあるのなら、借金してもいいのです。
借金をしてはいけないケースは?
次のようなケースでは、借金をしない方が良いでしょう。
- 返す見込みがないとき(収入がないとき、支出が多すぎて返済にあてられないとき、etc.)
- 返す意思がないとき(意図的に踏み倒しを計画しているとき)
- すでに借入を行なっていて返済中のとき(特にすでに複数社から借りているとき)
1と2はわかりやすく、返せないとき返す意思がないときに借金をしてはいけません。
またすでに借入を行なっており返済中の場合に新たな借入先を増やすのはやめましょう。
複数から借りるとなぜ良くないのか?
2箇所以上からお金を借りないようにすることが大事です。2箇所以上で借りると借金を借金で返すような自転車操業に陥りがちだからです。
返済先が複数になってくると、いついくら返済しなければいけないのかを管理する必要があり、借金のプレッシャーが大きくなります。
と常に借金のことを考えてしまうことになります。
すでに複数から借りてしまっている場合はどうした良いのか?
借金は、誰にも相談していない人が多くいるでしょう。家族や親しい人にも相談がしにくい内容かと思います。
どうしても返済が見込めない場合や困ってしまった場合は、専門家に相談することをお勧めします。
おすすめの相談先は?
司法書士法人 杉山事務所
専門分野 | 債務整理・過払い請求 |
対応地域 | 日本全国 |
おすすめ度 | ★★★★★/5 |
無料相談 | ◎ |
無料相談の申し込み方 | Webから申し込み可 |
対応金融機関 | アコム、アイフル、オリコ、アプラス、セゾン、セディア、三菱UFJニコス、プロミス、三井住友VISA、レイク、楽天、ライフ、その他多数 |
- 対応できる金融機関が多い!
- 日本全国から相談可能!
- 出張相談も対応している!
- 過払い請求に対応している!
借金は専門家の方に相談することで解決できる問題です。
もし借金のことで困ってしまい、誰にも相談ができなかった時はプロの力を借りることを考えてみてください。
借金はどこから借りるのが良いの?
借金の主な借入先は、主に親や消費者金融、銀行などがあります。誰にも話せない場合は、消費者金融がおすすめです。
手続きはネットで完結することも多く、きちんと返していれば封筒なども家に来ないのでおすすめです。
親や親戚などの身内から
借金をする場合、親や親戚などの身内から借りるのも方法の一つです。親や親戚などの身内で借りる場合利息がつかないことが多いです。つまり借りた金額以上にお金を払わなくて済みます。また、事情を話せば返済を待ってもらえる可能性もあります。
お金に困ったらまずは、身内に相談することが大事です。困ったら助けてくれるので、身内と普段からコミュニケーションを取ることをおすすめします。
消費者金融
借金をする倍、消費者金融から借りるのも方法の一つです。働いていても実績がない人の場合、銀行は審査が通りにくいです。しかし、消費者金融は銀行より審査に通りやすいのでおすすめです。また、手続きもネットと電話で完結することも多いです。
仕事が忙しく昼間に時間を調整することができない人は、消費者金融がおすすめです。
銀行
借金をする時、銀行からお金を借りるのもおすすめの方法です。
特に家や車のローンなど大きな借金をする人は、申し込む人が多いと思います。
しかし、非正規の人や年収が低い人の場合は、審査が通りにくいので注意が必要です。また、実績がない人も通りにくい傾向があります。
大きな借金をする場合、実績があると有利です。クレジットカードでも実績になるのでまずは、実績を作ることをおすすめします。
ヤミ金から借りてはダメです!
お金を借りるとき、ヤミ金だけは借りてはいけません。
ヤミ金は、法外な利子が付いていることが多いです。利子だけで返すのが精一杯になりますので注意が必要です。
また、借金に関して取り立てが厳しいです。特に住宅まで押しかけてきてトラブルになった例もあります。
お金を借りる時は、ヤミ金だけは絶対借りてはいけません。正規の会社からお金を借りることが大事です。
安心できる借り先は?オススメの消費者金融3選
この項目では、人気の高いおすすめの消費者金融3選を紹介します。
人気がある消費者金融は、評判が良くトラブルも少ないのでおすすめです。初めて消費者金融から借りる場合、参考にしましょう。
【1位】アコム
アコムは借入審査が30分と非常に早い!
消費者金融おすすめの1番目はアコムです。
アコムは、最短30分前後で結果が分かる点やお金を借りれるまでの流れも非常に速いです。
審査をスムーズにするには、あらかじめ勤務先に個人あての電話が来ることを伝えるのがおすすめです。
また、お金を返す方法も豊富で窓口での返済やコンビニからの振り込みにも対応しています。審査がとにかく早いので当日すぐ借りたい人におすすめです。
とても簡単ですよね!
【2位】プロミス
アプリで完結するアプリローンのプロミスもおすすめ!
おすすめの消費者金融2つ目は、プロミスです。プロミスのおすすめの点は何といってもアプリローンで全て完結する点です。
また最大金利が他社と比べて低めであることも特徴の一つです。プロミスでは一番高い金利が17.8%となっています。他の会社は、18%が多いので初めて借りる場合、プロミスがおすすめでです。
また、初めて借りる人は、30日の間利子がつかないキャンペーンをやっています。
30日だけですが、利子が付かないので返済の負担も少なくおすすめです。
また、ポイント制度があり貯まったポイントを返済に回せるのも魅力な点です。プロミスは、金利を重視している人におすすめです。
【3位】アイフル
土日でも、即日キャッシングが可能!申し込みから全てWEBで完結だから手間いらず!
限度額 | 1千円~800万円 |
即日融資 | ◎ |
金利 | 3.0%~18.0% |
おすすめ度 | ★★★★/5 |
最短融資 | 1時間(※当日14:00まで即日融資可能!) |
店舗に行かずにその場でカードが作れるプロミスの無人契約機!
上記の手順に沿って、カードの発行を行ってください。
このアイフルの無人契約機は、年中無休。21時45分まで対応していますので、多少夜が遅くなってしまっても、即日融資が受けられるということですね。
このサービスの魅力は、勤務先に在籍確認の電話がかかってこない点です。
在籍確認の電話がないので会社に怪しまれずに安心してお金を借りることができます。内緒でお金を借りたい人にはおすすめのサービスです。
借金のメリットデメリットを考慮して借入を検討しよう
この記事では、借金をすることのメリット、デメリットを紹介しました。
まとめると次の通りです。
- 借金のメリットは?
- 緊急時にお金がすぐに手に入る
- 金融機関への信用が作れる
- 借金を元手に投資に回せる点
- 借りたお金を事業資金にできる
- 借金のデメリットは?
- 利子の支払いがある
- 返済が遅延した場合はブラックリスト入りする可能性がある
- 精神的に重荷になる
- 完済まで時間がかかる点
- 借金の上手な使い方は、未来のお金を今使い将来の収入を増やす使い方をすること。
初めての借金で人生が駄目になってしまった人もいるので、きちんと計画してお金を返すことができる人が向いています。
初めて借り入れをする場合は、返済できるか考えて借りることが大事です。