相続した借金に時効はある?対処法とおすすめの法律事務所をご紹介!

亡くなった親や配偶者が実は借金を背負っていて、財産と一緒に相続してしまうケースは少なくありません。財産の方が大きく相殺できるのなら問題ありませんが、逆の場合は困ってしまいまうよね。相続したくてした借金では無くても、借金である以上返済義務は存在するんです。では相続した借金でも、時効は存在するのでしょうか。

この記事では、借金を相続してしまった場合の時効と借金の対処法をご紹介していきます。

借金を相続してしまった!時効はあるの?

相続をするときには、預貯金や建物といった自分のプラスになる財産だけではなく、借金も相続しなければいけません。

一方で、借金を相続してしまった場合には相続破棄ができます。相続破棄をする事で、借金を相続する必要がなくなります。しかし、プラスの財産である物も相続することはできません。

それはさておき、借金には支払い義務がありますが、時効により借金がなくなることもあります。そこで、借金を相続してしまった場合の時効についてや、対処法をみていきましょう。

消滅時効とは

お金の貸し借りが発生した時に、債権者(貸した人)が債務者(借りた人)に、借金を返済するように請求を行わず、一定期間が過ぎた場合に消滅時効が成立します。消滅時効が成立すると、債権者はお金を返してもらう権利が剥奪されるといった制度となります。

しかし、ただ期間が過ぎたから消滅時効が成立するわけではなく、債権者が返済の請求のアクションをとらず、放置状態にあった場合時効が成立します。

時効は平均何年?

借金の時効そのものは基本的に10年と法律で定められています。しかし、実際には5年と10年といった2種類に分類されます。

借金をする際にも金融業者から借りるか、家族や友人から借りる、と大きく分けて2パターンありますね。

家族や友人といった個人間でのやりとりの場合には、時効は10年となります。また信用金庫での借金の場合にも、時効は10年となります。

一方金融業者から借金した場合では、商法により5年間で時効が成立する事がきまっています。

時効が成立しない場合とは

時効が成立するケースでは、債権者からのアクションがない場合に時効が成立しますよね。逆に、債権者から請求といったアクションがあった場合に時効は中断されてしまいます。

時効が中断される請求にも種類があり、裁判を起こすケースと内容証明郵便にて督促されるケースになります。他にも承認といって、債務者が借金を認めてしまった場合にも時効は中断されてしまいます。

相続した借金の時効はいつから計算するのか

消滅時効期間は、権利を行使する事が出来る時から進行する、と民法166条1項と記載されています。

権利を行使する事が出来る時とは、一般的に返済期日が起算日となります。加えて返済期日が決まっていないケースでも、契約日が起算日となります。

しかし、一般的な借金の返済方法は分割返済になりますよね。分割返済のケースで何回か返済をしている場合には、最後に返済をした後の、次回の返済期日が起算日となります。

借金は相続破棄することも可能

相続人は遺産が借金であっても相続するかどうかは、自由に選択する事ができます。

しかし、冒頭でも説明した通り、プラスになる財産も破棄しなければいけないので、相続破棄をする際には要注意です。また、相続破棄の手続きができる期間は、基本的に3ヶ月以内となっています。

借金の相続を破棄するための書類

相続破棄の手続きに必ず必要となる書類をみていきましょう。

・相続破棄申述書

・相続破棄を行う方と被相続人の戸籍謄本

・被相続人の住民票

・収入印紙、郵便切手

必要書類の取得方法は、家庭裁判所に取りに行くか、裁判所ホームページよりフォーマットを印刷するかです。書類の取得や作成をしている時間がない方や、難しくてよく分からない方は、法律事務所に相談相談する事も1つの方法です。

借金の相続を破棄するための依頼費用

自分で借金の相続を破棄する場合では、おおよそ3,000〜5,000円程費用がかかります。弁護士や司法書士の方に依頼した場合には、事務所により変動はありますが、大体の相場が30,000円です。

しかし、相続人の数が多いほど費用も高くなり、3ヶ月以降の手続きになる場合も料金設定は高くなっていますね。

相続した借金は時効の援用で支払い義務がなくなるかも

まず時効の援用とは、債権者に対して時効を迎えたので返済はしませんといった意思表示となります。

時効の援用をしないと、時効は成立しません。つまり相続した時の借金が時効の期間を経過していた場合に時効の援用をすることで、借金の支払い義務がなくなる場合もあります。

時効の援用のメリット

相続破棄すると、借金でけでなく、預貯金や不動産といったプラスの財産も破棄しなければいけませんね。

しかし時効の援用を行い成立すると借金を返済する義務がなくなりますので、プラスの財産のみ相続できるといったメリットがあります。

時効の援用のデメリット

相続破棄が認められている期間が一般的に3ヶ月以内となりますね。それゆえに、時効の援用を一度はしたけど、後から借金がある事が発見された場合に、相続破棄を選択する事が出来なくなってしまう可能性があります。

最終的に借金を背負ってしまうリスクが、時効の援用のデメリットとなります。

借金に強い法律事務所

借金を相続してしまった時に、自身での解決が難しくなってしまった場合には、法律事務所に相談してみましょう。法律事務所に相談する事で、借金を返済して行く為の良い解決策を導いていただけます。

では、オススメの法律事務所を2つ紹介させていただきます。

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借金の相続問題は法律事務所に相談を!

法律事務所に相談をすると費用がかかるといった不安はありますが、実際に自身で借金の相続問題を解決する事は非常に難しいです。

しかし、専門家に借金の相続問題を相談する事で、時効の援用や、相続破棄といった選択で失敗するリスクをなくす事ができます。

そのため、借金の相続問題がある場合には法律事務所に相談しましょう。