誰しもがお金持ちになりたいと思うものですが、それは単純に人生の成功者であるという一言では片づけることはできません。その成功者になっている人たちには、決まって多くの共通点があるのです。
特にそれは習慣におけるものが多く、貧乏人と言われている人たちとは全く異なる習慣が存在します。今回はお金持ちがやっている習慣、貧乏人との比較について、詳しく解説していきたいと思います。
お金持ちがやっている習慣11選!
お金持ちには決まって、生きている中で、習慣となっている共通点があります。これらは、特に意識することなく、無意識でやっている部分が多く、こうした習慣によって、お金持ちは一定数存在しているのだと思います。
こうした習慣によって、お金持ちたちは図ることなく、充実した財産を有しているのです。以下について、それぞれ解説していきます。
1.早起きをする
人間は朝のほうが、頭が冴えて脳の回転が速い傾向にあり、お金持ちはこの有益な時間帯を有効に使っています。仕事であれば、早起きによって余裕を持った出勤ができ、始業前の準備を円滑に進めることができます。
また、お金持ちは総じて勉強や読書を好む傾向があり、多くの人は朝の早い時間に実行することが多いようです。そうした習慣によって、自然と自身のスキルアップや仕事の効率化ができ、収入に反映していくのです。
2.服のコーディネートを定番化する
お金持ちの人の服装については、両極端ではありますが、多くはシンプルな格好であることが多いです。確かに服が好きなお金持ちもいますが、服を選ぶ時間すら惜しいと考えるほど、お金持ちは時間を大切にします。
ですが、清潔感は常に意識し、他人に不快感を与えない服装を着ています。その中で、服装はパターン化しており、お金持ちはその中でも、腕時計などで一般人との差別化を図ります。
3.時間を無駄にしない
時は金なりという言葉があるように、時間の使い方とお金は密接な関係があります。時間は、全ての人に平等に与えられているもので、人によってその捉え方は違いますが、お金持ちは1日24時間しかないと考えます。
ここが、一般人との大きな違いであり、お金持ちは、それほど時間に対してストイックな考え方をします。また、自分の時間だけではなく、他人の時間も大切にし、常に時間の使い方に真摯な姿勢をとっています。
4.本やニュースなどから情報収集を欠かさない
お金持ちは常に、本やニュースなどからの情報収集を欠かすことはなく、その情報を武器とします。多くの成功者は読書を嗜み、その教養をしっかりと自分の経験値として考えます。
お金持ちを作り上げるのは、このような飽くなき探求心からくるものであり、情報の数だけお金を生みます。情報収集という、お金持ちからすれば、当たり前の行動から、お金を生み出すヒントが隠されています。
5.職場のデスクや家の中が整理されている
掃除ができる人ほど、仕事ができるといったものですが、お金持ちもそのパターンに類似しています。身の回りを整理整頓する習慣にある人ほど、頭の中の整理整頓もできており、先のイメージを組み立てやすい特徴にあります。
お金持ちになる人ほど、理想のイメージの具現化が優秀である傾向があり、それだけ実行に繋がっていくことになります。しかし、一回整理整頓すれば良いということではなく、それを継続的に行い、習慣化する必要がありますね。
6.新しい事、面白そうなことはまずやってみる
何事も新しいことにチャレンジするには、まずは準備と覚悟がいるものです。お金持ちと呼ばれている人の多くは、新しいことに対しては好奇心が勝り、すぐに行動します。
もしダメであればすぐに撤退するし、うまくいけば継続すれば良い、そんな風に物事を判断しています。考える前にまずは飛び込んでみる、一見命知らずに思えますが、それが型破りですが、お金持ちに必要な要素なのかもしれません。
7.人との関わりを大切にする
お金持ちという成功者ほど、人との関わりも非常に大切にします。そこには、他人の意見を取り入れるという確固たる信念によるもので、成功するためには多くの人の意見が必要です。
また、常に人と関わることで、相手に嫌悪感を与えないような気配りもうまく、それがクライアントとのコミュニケーションなどに生かされています。結果、お金持ちにはお金持ちが集まり、より強固なコミュニケーションを生み出していきます。
8.日々何かを学んでいる
お金持ちほど、日々生きていく中で、多くのことを学んで、そして生かしています。学ぶのは何も学生だけの特権ではなく、全ての人が何かを学んで、人生を生きています。
お金持ちは、そうした向上心を強くもっている人が多く、結果的にお金を稼ぐことに繋がっています。様々な知識を取り入れようとする意識が、お金持ちには標準的に備わっている力であるのですね。
9.メールやLINEの返信が早い
現代はコミュニケーションのツールが発達しており、メールやラインなどで連絡を取ることが多くあります。お金持ちは、そんな連絡においては非常にレスポンスが早い特徴があります。
これは仕事においてもいえることで、メールなどのレスポンスを迅速に行うことで、仕事のスピードアップに繋がります。また、レスポンスが早いことで相手に与えるイメージも良く、総合的に作業の効率化を図ることができます。
10.健康に気を遣う
お金持ちほど、健康に気をつかう傾向にあり、日々の運動や食生活などに強いこだわりを持っていることが多いです。仮に病気になれば、多額の医療費が発生しますし、仕事面においても、周囲に多大な迷惑を与え、収入も不安定になってしまいます。
そのように、一歩先を考えたときに、自分にとってリスクが大きいと判断するので、健康に気をつかう意識があります。目先のことだけにとらわれず、トータルで物事を判断できる余裕が、お金持ちには共通の認識です。
11.お金は貯めずに動かす
お金は貯めることによって、資産を増やしていけますが、お金持ちはあまりお金を貯めるということはしません。貯めないのにお金持ちというのは、少々意味不明ではありますが、お金持ちほど、資産を使って投資などを行います。
いわゆる資産運用というもので、貯めることだけがお金を増やす方法ではないのです。よく、お金は天下の回りものとは言いますが、まさにその通りの使い道になりますね。
お金持ちの習慣に共通するのは「時間の使い方」
上記までに、お金持ちの習慣について、いろいろ挙げましたが、正直個人差があります。では結局、お金持ちに共通する習慣とは、一体なんなんでしょうか?それはズバリ、時間の使い方になります。
どんな偉い人でも1日は24時間ということを忘れない
どんなお金持ちだろうが、どんな貧乏人だろうが、全てに人に時間というものは平等に与えられています。一日で考えれば24時間ですが、これを24時間もある、24時間しかない、どう捉えるかはその人次第になります。
その中で、お金持ちは総じて後者で捉え、時間はとても貴重であると考えます。お金を稼ぐ人ほど、時間の大切さを理解しており、決して無駄な使い方をすることはありません。
時間をお金で買うことが結果新たな資産を生むチャンスになる
時間はとても貴重であるという考え方が浸透していると言いましたが、お金持ちほど、できれば時間をお金で買いたいと考えるものです。物理的に時間をお金で買うことはできませんが、それは自分で行うと時間がかかるものを他人に依頼することで解決させようとすることを指します。
貧乏人ほど、お金を惜しんで自分で解決しようとしますが、お金持ちはその時間が惜しいと考えるので、お金での解決を図ります。こういった意識により有効な時間を確保し、新たな資産を生むチャンスを作っていくのです。
お金持ちが嫌う貧乏人がやりがちな習慣
ここまで、お金持ちの習慣について、解説してきましたが、逆に貧乏人が行っている習慣はどのようなものがあるのでしょうか?ちなみに、貧乏人が行っている習慣は多くのお金持ちが嫌っている習慣でもあります。
目的がない時間の使い方をする
お金持ちにとって、時間はとても貴重であると言いましたが、貧乏な人ほど、時間に対して無頓着である傾向が多いです。また、目的のない時間の使い方をするので、時間をかけた割に大した結果が出ないなんてことも珍しくありません。
お金がないのであれば、空いた時間で労働すれば良いと考えますが、貧乏人はそういった行動を取ることはあまりありません。それ以上に無駄な時間の使い方をして、自分の首を絞めていまいます。
仕事やプライベートで効率を考えない
仕事やプライベートに関わらず、物事の効率を考えないことも、貧乏人の特徴としてあります。仕事面においては、効率の悪い仕事で、評価が上がらず出世は中々難しくなります。
プライベートにおいては、せっかくの休みでも、効率の悪い行動で、リフレッシュができず、結果自分を苦しめてしまうことになります。これは時間の使い方にも繋がってきますが、効率を考えなければ、貧乏である現状からの脱却は厳しいといえます。
SNS上での自分の評価を気にする
現代のSNSの急速な発達によって、ほとんどの人が利用しているかと思います。そんな中、SNS上で自分の評価をくよくよ気にしているようでは、生活が豊かになることはないです。
特に貧乏人はこうした周囲の評価を気にする傾向にありますが、周囲の声に影響されているようでは、人間的な成長は見込めません。お金持ちは、自分の軸をしっかり持っており、他人の評価などあまり気にしません。
節約のために時間を犠牲にする
貧乏人は極力お金を使わないように生活するので、必然と時間を犠牲にしてしまうことになります。しかしお金持ちは、時間をとても貴重であると考えるので、この行為はあり得ないと考えます。
貧乏人はお金がないので、時間を犠牲にするしか方法がなく、これが悪循環が生みます。お金持ちは時間のためには、お金は惜しまず使うので、貧乏人とは考え方が真逆になります。
休みの日に寝だめする
せっかくの休日でも、寝だめしているようでは、貧乏人のまま変わることはありません。お金持ちは、仕事の日であろうが、休日であろうが、毎日朝早く起きて、自分のスキルアップのための努力を惜しみません。
そういった毎日の習慣が、多くのお金を稼げるステップになります。休日に自分の身体をいたわることは悪いことではないですが、それ以上に有効な休日の過ごし方をしなければいけませんね。
習慣が身につくまでには約3カ月かかる
誰しもが定期的に行っていることがあるかと思います。それがいわゆる習慣であり、この習慣は身につくまで、約3ヶ月かかると言われています。
間を空けず毎日継続することが習慣化の近道
習慣化させるためには、最低でも毎日継続することが必要になります。そのためには、最初のうちは小さなノルマからこなしていけるよう、ハードルを低く設定します。
また、仮に一日サボってしまっても、二日以上空けないように意識することが大事です。
一気に複数ではなく、一つだけに絞ると難易度が下がる
複数のことを習慣化させたいからといって、一気に取り組んでしまっては、ハードルがかなり高くなります。そのため、できれば何か一つに特化してあげることで、難易度が一気に下がります。
せっかく習慣化を目指しても、継続できなければ意味がないので、欲張らずにしたいですね。
習慣化すれば意識しなくても行動できる
実際に習慣化するとはどのようなことなのでしょうか?それは、意識することなく行動できるレベルになって、初めて習慣化したといえます。
習慣化には、日を重ねるごとにその意識が弱くなっていく傾向にあり、そういった倦怠時期を越えて、習慣化が確立していくことになります。
お金持ちを目指してできるところから習慣にしていこう
お金持ちになりたいのであれば、お金持ちがしている習慣を参考に、生活を改善してみることが大切です。習慣化には、本人の強い意志と一定の期間は必要になりますが、習慣づけをしていくことで、お金持ちになれる可能性は高まります。
このように、お金持ちはなるべくしてなるということがわかりました。貧乏な生活をしている人は是非、お金持ちの習慣を取り入れてみてはいかがでしょうか?