かつみ・さゆりの借金は最大で2億5000万円!完済の目処は?

吉本工業所属の夫婦漫才コンビであるかつみ・さゆりは、芸人でありながら驚くほど多額の借金を抱えていることでも有名です。この記事では2人の抱えている借金の総額や借金を抱えるにいたった経緯、借金返済のために手掛けた副業や返済の目処についてお話をしていきます。

かつみ・さゆりの借金が2億5000万円まで膨らんだ原因

かつみさんの借金が2億5,000万円まで膨らんだ原因には、借金の金利の高さが深く変わっているようです。借金は最初1億7,000万円からスタートしたんですが、金利が高すぎて月々の返済が金利部分だけに充てられてしまい、元本を減らすことが一向にできませんでした。

金利部分の返済もままならないため滞納金も課せられるようになり、滞納金にも金利が付く形でみるみる内に2億5,000万円まで借金が膨らんでしまったのです。

株式投資などで3億円に資産を増やすがバブル崩壊

かつみさんは25歳の時に、大阪で2600万円を超える額のマンションを購入しました。購入時期がバブル時代と重なってマンションの値段が高騰して8,000万円ほどの価値になり、かつみさんは大きな財産を手にすることになります。

そして更に儲けようと銀行から投資話を持ちかけられて借りた資金などを元に株式投資等の資産運用を行い、一時期3億円まで資産を増やすことに成功しました。ところが周知の通りバブルは崩壊し、今度は逆に多額の借金を負うことになってしまったのです。

連帯保証人になってしまった

かつみさんはとにかく人の良い性格で、多くの友人・知人の借金に関する連帯保証人になったことでも知られています。ことあるごとに様々な人の連帯保証人を引き受けてしまったことで借金が益々膨らんでいってしまい、億を超える額の借金を抱えてしまう大きな要因の一つとなったのです。

当時はバブル崩壊で借金を抱える人も数多くいた時代でしたから、連帯保証人を引き受け続けることで借金が益々増えていってしまった状況は、容易にイメージできます。

様々な事業にて手を出し失敗

運用の失敗し連帯保証人になっただけでなく、かつみさんは数々の副業に手を出しては失敗して借金を増やしていってしまいました。副業の種類はバラエティに富んでいて、非常に野心的に幅広く事業を興しているのです。

ここでは、かつみさんが当時手がけた副業のうちで代表的なものをご紹介します。

100円ショップ

かつみさんは、「ピコピコどん」という100円ショップを経営していました。ところが運営に協力していたかつみさんのお母さんが、バケツ発注70個のところ誤って700個発注してしまう発注ミスをしてしまったそうなのです。

結果として最終的には600万円の損失を負ってしまい、開店から3カ月という非常に短い期間で閉店を余儀なくされてしまいました。

オオクワガタの繁殖

オオクワガタブームが来た時には、克己さんもその波に乗ろうとオオクワガタの繁殖にも手を出しました。成虫になれば1匹10万円になると言われ、300万円の借金をして1匹1万円の幼虫を大量に購入したそうです。

ところがさゆりさんがコバエ退治のために殺虫剤「バルサン」をたいたことにより、あえなくオオクワガタの幼虫は全滅し、最終的な損失は50万円となってしまいました。

猫の繁殖

ロシアンブルーの子猫が1匹20万円で売れると聞いたかつみさんは、ロシアンブルーのブリーダーもやっていました。

「1年間に4回出産し、1回の出産につき平均4匹の子猫が生まれるため、年間320万円の利益が出る」と考えてつがいで飼い始めたのですが、いざ飼い始めると情が移ってしまい結局子猫を自分で引き取る結果になってしまいました。そのため損失はかさみ、最終的には50万円にもなってしまったそうです。

魚の養殖

「オパールドットマグナムプレコ」という珍種のなまずを販売目的で養殖していたこともありました。こちらは大人になると1匹30万円で売れると聞き、稚魚を1匹12万円で購入したと言われています。

草食だときいていたため以前より飼っていたネオンテトラと一緒の水槽で育てていたのですが、実はオパールドットマグナムプレコは肉食であり、ネオンテトラを食べつくしてしまいました。結局オパールドットマグナムプレコは過食で死んでしまい、数十万円の損失が残るだけとなってしまったのです。

一口馬主

芸人の大先輩である西川きよしさんに勧められ、かつみさんは一口68万円を出して共同馬主にもなっています。「タイキンダー(大金だー)」の音に似ている「タイキスプレンダー」という名前の馬だったそうなのですが、結局1回走っただけで故障してしまい、なんとそのまま引退までしてしまいました。最終的な損失は100万円程度だったとのことです。

ラーメン店

かつみ・さゆりで「ボヨヨンラーメン・ウマインジャ-」というラーメン店を大阪の都島に開店したことも、2007年当時には話題になりました。ピンクで統一された内装と梅を練りこんだピンク色の麺がウリのラーメン店だったと言います。

ところが、やはりこちらも上手くはいきません。店長であるさゆりさんのお兄さんがどんなアルバイトでも採用してしまったり、なぜかメロンパンを販売したところ悪臭が発生して顧客離れが進んでしまったりと問題が相次ぎ、結局開店の翌年には閉店してしまいました。最終的な損失は1,000万円にもなったと言われています。

スイーツ店

ラーメン店だけでなく、2012年にはスイーツ店の経営もスタートさせます。「ボヨヨンスイーツガーデン」という名前のお店は、大阪道頓堀の中座食い倒れビルにオープンしました。これまで経験してきたラーメン店などでの失敗を活かし、今回は経営のプロにお店を見てもらうことを依頼しています。

その結果スイーツ店は順調に売り上げを年間1億円前後にまで伸ばし、口コミでも評判の人気店となりました。ところが家賃の高騰が続いたために経営を維持することができず、2016年3月に店を閉店することになってしまったのです。

かつみ・さゆりの借金完済の目処は?

理由・原因

バブル崩壊や度重なる連帯保証人の引き受け、相次ぐ副業の失敗により、かつみさゆり夫妻は多額の借金を負ってしまいましたが、なんと現在では借金完済の目処が立っているそうです。借金完済の目処は今から21年後で、かつみさんが76歳、さゆりさんが70歳になったころといわれています。

毎年900万円前後を返済して21年後にやっと完済ですから、普通であれば前向きになるのは難しい金額です。それでもかつみさゆり夫婦はとても前向きに、借金返済に取り組んでいます。

なぜ1億7000万円もの借金の完済目処がたったのか

1億7,000万円もの多額の借金に返済目処が立った背景には、借り換えローンを利用したことが大きく影影響しています。池田泉州銀行がかつみさんの借金返済にあたり、ローンの借り換えに協力を買って出てくれたのです。

借り換えローンを利用できたことによって、借金が減らない大きな原因だった金利を大きく下げることに成功しました。

借金の借り換えで金利が年4.725%→1.475%に

元々かつみさんの借金の金利は年4.725%だったのですが、池田泉州銀行の協力で借り換えを行ったことによって、なんと年1.475%にまで下げることができました。

金利が3分の1程度までに下がってくれたおかげで、それまで全く減る様子を見せずに膨らむ一方だった借金がようやく徐々に減ってきて、ようやく完済までの見通しが付けられるようになったのです。

年4.725%が年1.475%と言われても一般の方には少しイメージが湧きにくいかもしれませんが、金額に換算すると非常に大きな違いを感じ取ることができます。

金利だけで1000万円以上!

簡単に趣味レーションをしてみると、金利が年4.725%だったこれまでの場合であれば月に約100万円、年間で1200万円程度の返済をする必要があったようです。実際にさゆりさんも年間1000万円の返済をする必要があったと話しており、計算とも一致します。

(参考:東スポWeb

そして借り換え後の金利1.475%に計算をしなおすと月間で約75万円の返済になり、月々20万円~30万円の減額に成功したことになるのです。実際に金額になおすと、抱えていた金利がいかに大きなものであったかがよく分かります。

なぜ自己破産をしないのか

法律上は、不適切な株式投資やFXなどで借金を負った場合にはギャンブル等で負った場合と同等に扱われ、自己破産をしても借金の免除がされないことになっています。しかし実際は裁判所の裁量で免除の可否が決められており、多くのケースで自己破産が成立し借金が免除されているのです。

それでもかつみさんは、自己破産の選択を検討してはいません。その理由に関して、かつみさんは以下の様に語っています。

僕は一応、20代で3億円稼いだ実績があるんで、「1億、2億なら一瞬で稼げる」という思いがあるんです。野球でいうと初回に3点(3億)取ったけど、その裏に5点(5億)取られて2点ビハインド。2点ぐらいやったらすぐに返せる、という感じですね
引用:livedoorNEWS

「自分は3憶を稼いだ経験があるのだから、返済だってきっとできる」「自分で作った借金はきちんと自分で返す」とプライドを持って頑張っているんですね。

なぜさゆりさんは借金まみれのかつみさんと結婚をしたのか

これほど多額の借金を抱えている男性と結婚しようとするには、正直に言ってよほどの覚悟や勇気が必要です。それでもさゆりさんがかつみさんを選んだのは、「今がどん底であり、ここからはもう幸せになっていく一方しかない」と感じることができたからだと言います。

「自己責任たから借金は絶対返す!」の男気に惚れた

そしてさゆりさんが特に惚れたのは、かつみさんの男気です。webニュースでの取材でも、さゆりさんはこう答えています。

かつみさんは常々、「自分のつくった借金やから、死ぬまでに絶対、全部返す」と言ってはりました。私、そんなんが好きなんです。そういうの聞くと「男らし~い!」って思ってしまって(笑)。いや、自分でもわかってるんですよ、私、間違ってるって(笑)
引用:livedoorNEWS

どんなに多額の借金を抱えていても返済にひたむきに取り組むかつみさんの姿に、男らしさを感じているんですね。

かつみさんは個人からは1円も借りていない

さらにさゆりさんがかつみさんに惚れこんだ理由が、かつみさんが借金をした相手は全て法人であり、個人からは1円も借り入れをしていない点です。「他人に迷惑をかけたらいけない」と、かつみさんどんなに苦しくても周囲の人からお金を借りることはこれまで一度もしていません。

かつみさんの見かたによっては不器用過ぎるとも言える人の良さからも、さゆりさんはしっかりと男気を感じ取っているんですね。

かつみ・さゆりの借金完済を見届けたい

かつみ・さゆりの借金返済は、返済開始から30年近く経過してようやく完済への目処が立ってきました。

高金利に悩まされて借金が膨らみ続けた日々もありましたが、持ち前の明るさや前向きさで支え合い乗り越えてきたことが、現在の二人の借金があっても幸せな生活を作り上げているのです。

完済まであと約21年ですが、そこまでのお二人の借金と向き合う幸せな日々をこれからも見届けていきましょう。