借金が400万円ある場合は債務整理を相談すべき?

返済できると思っていた借金400万円を返済するのが辛くなってきた…そう感じている人がいるかもしれませんね。最近では借金問題がクローズアップされることもあり、債務整理について相談するべきか悩む人も増えています。

借金400万円は月々の返済額も大きく、債務整理を考慮するのも無理はありません。今回の記事では、借金が400万円ある場合は債務整理を相談すべきなのか、また債務整理の種類や特徴を紹介していきます。

債務整理をしようか悩んだら相談しよう!

400万円の借金を抱えて債務整理をすべきかどうか悩んでいるなら、すぐにでもプロに相談すべきです。悩んでいても、400万円の借金がなくなるわけではありません。しかも、悩んでいるその間にも利息が膨らむからです。

今、あなたが悩んでいるのは、そもそも400万円の借金を返済する目処が立たないからではないでしょうか。そのまま債務整理をすべきか悩んでいても、時間が経つだけで借金額は減りません。もし、相談にお金がかかりそう…ということで悩んでいるなら、借金問題の相談は無料でできるので心配は要りませんよ。

悩んでいる間にも利息が増える!400万円の借金にかかる利息は?

利息

債務整理をしようか悩むぐらいなら相談すべきだと前述しましたが、その理由は利息によって借金が増えていくからです。相談せず悩む時間が長ければ、その分利息によって借金が増えることになります。

では、400万円の借金ではいったいどのくらいの利息がかかるのでしょうか。詳しく解説します。

年利8%の場合の月の利息は?

まず、年利8%で400万円の借金を60回で返済するという前提で金利がどのくらいになるのか見てみましょう。年利8%では、月々の返済は約8万円になります。60回で返済するとなると総支払額は、4,866,306円です。つまり、年利8%で400万円の借金にかかる総利息は、866,306円だということになりますね。月にかかる利息は、約2万6千円ほどです。

年利10%の場合の月の利息は?

続いては、年利10%で400万円の借金を60回で返済する場合はどうでしょうか。年利10%では、月々の返済は約8万5千円になります。60回での総支払額は、5,099,253円です。つまり、年利10%で400万円の借金にかかる総利息は、1,099,253円だということです。月にかかる利息は、約3万2千円ほどになります。

年利12%の場合の月の利息は?

次に、年利12%で400万円の借金を60回で返済する場合です。年利12%では、月々の返済は約9万円になります。60回での総支払額は、5,338,644です。つまり、年利12%で400万円の借金にかかる総利息は、1,338,644円だということです。月にかかる利息は、約3万9千円になります。

年利14%の場合の月の利息は?

最後に、年利14%で400万円の借金を60回で返済する場合はどうなるのか見てみましょう。年利14%では、月々の返済は約9万3千円になります。60回での総支払額は、5,584,335円です。つまり、年利14%で400万円の借金にかかる総利息は、1,584,335円だということです。月にかかる利息は、約4万6千円になります。金利が2%上がれば、月にかかる利息は7千円ほど上がるというわけです。

返済額によっては一生かけても完済できない

できない

400万円の借金は、利息によっては月々の返済が10万円近くにもなります。それだけでも、生活を圧迫することが想像できますよね。ただ、400万円の借金はしっかり返済しているつもりでも、返済額によっては一生完済できないということもあり得るのです。

返済額が少ないと毎月の利息分しか返済できない

400万円の借金で60回払いを前提として返済額を見ると、月々の返済額が大きいことが分かります。そこで、返済額を少なくして月々の負担を減らしてしまったらどうなるでしょうか。

もちろん、月々の借金返済額が減り生活に余裕ができるかもしれません。でも、返済額が少ないと利息分しか返済ができなくなってしまいます。

年利12%の場合を例にとって考えてみましょう。年利12%では月にかかる利息が4万円ほどなので、それを下回る月々の返済額であれば利息分しか返済できていないことになります。

元金が減らず一生返済し続けることに

利息を返済することも大切ですが、利息だけを返済していると元金が一向に減りません。もともと、利息は借金400万円に対してかかっているものです。そのため、利息だけを支払い続けて元金が減らなければ借金額自体は減っているように見えても、そもそもの400万円が返済できていないことになります。

つまり、400万円の元金が減らないということは、一生借金を返済し続けることになるのです。

債務整理の種類とそれぞれの特徴は?

債務整理と言っても、大きく分けて3つの方法があります。相談することで自分に合った方法を紹介してもらえますが、まずは自分で債務整理の種類について把握しておきましょう。

任意整理の特徴

任意整理の特徴は、債権者と直接交渉することによって借金の減額を目指すということです。簡単に言うと、債権者と和解した上で借金を減額して完済することが目的となります。直接債権者と話し合いを行うため、裁判の必要がないことも特徴の一つです。弁護士や司法書士が債務者の代わりに交渉するので、債務者が動く必要がほぼありません。

基本的には、利息制限法の上限の利率で再計算を行い、過去に払いすぎた借金の利息を元本に充てて債務を減らします。また、今後発生する利息をカットして3~5年で分割返済をするという内容の交渉を行います。

個人再生の特徴

個人再生の特徴は、借金が原則5分の1に減額されることです。継続的に収入が見込めることが前提になりますが、5000万円以下の借金であれば大幅に借金を減らすことができます。

ただし、整理とは違い裁判所を通す必要があります。裁判所に申し立てを行い再生計画が認可された場合に限り、借金の減額が可能です。認可されれば、減額された借金を3~5年かけて分割払いで返済していきます。400万円が5分の1程度になれば、かなり返済が楽になるのがわかりますよね。

自己破産の特徴

自己破産の最大の特徴は、借金が全て免責になるということです。400万円の借金であれ、1000万円の借金であれ、裁判所が支払い不能だと判断した場合に借金の全額免除が可能になります。

ただし、借金の全てが免除になるからにはそれなりにデメリットもあります。財産となるものは債権者に配当されるため、家や車など一定以上の価値があるものは手放さなければなりません。

債務整理をすると借金はどれくらい減るのか

整理

債務整理のそれぞれの特徴を見たところで、気になるのは債務整理を行えば400万円の借金がどのくらい減るのかということでしょう。ここでは、実際に債務整理をすると現在の借金がどのくらいになるのかを紹介します。

任意整理

任意整理を行うと、どのくらい借金を減らすことができるのでしょうか。年利により支払総額が変わってきますので、400万円の借金を年利14%で60回払いをしている場合で考えてみます。

400万円を60回払いで年利14%なら、支払い総額は5,584,335円です。利息分をカットすると、5,584,335円-4,000,000円となるので、1,584,335円分が減額されることになります。つまり、元本の400万円になるということですね。

これを5年(60回)で返済してくとなると、月々の返済額は約6万7千円になります。任意整理をすると、年利によりますが月々の返済も3万円程度減るというわけです。

個人再生

個人再生が裁判所によって認められれば、借金総額の5分の1程度に減額されるということでしたね。個人再生が認可される必要な返済額というのは決められていて、100万円以上500万円未満の場合は、100万円となっています。借金の総額が500万円に満たない場合は、100万円に減額されるということです。

400万円の借金では年利によって総額が異なってくるので、500万円を超えてしまう場合には借金額の5分の1に減額されます。先に紹介した、年利14%の借金400万円の60回払いの総額は5,584,335円でした。それを5分の1にすると、約110万円ほどに減額されることになります。

自己破産

自己破産は前述したとおり借金が全て免責になるため、400万円の借金が0円になります。利息分も免責になるため、400万円と言っても年利によっては500万以上の総額になっていることもあるため、それが全て免除になるのです。

車や家、或は土地を所有している場合などは手放すことになりますが、必要最低限の生活費は残してもらえます。裁判所に支払不能だと認められれば借金400万円が0円になるので、どうしても借金が返済できないと判断したときは自己破産を考慮してみましょう。

借金の債務整理の中で多いのは「任意整理」

任意整理

債務整理の種類と特徴を見て、自分なりに債務整理を検討しようとしている人もいるかもしれませんね。債務整理の中で、一番選ばれているのは任意整理です。なぜ、任意整理が多いのかというと、それには理由があります。

債権者と直接やりとりするため裁判手続きが不要

任意整理が個人再生や自己破産と大きく異なる点は、裁判所を通さないということです。裁判所を通す必要がないため、難しい手続きが不要だったり書類などを準備する必要がありません。

プロに相談すると、任意整理に必要な債権者との交渉も全て行ってもらえるため、自分があまり動くことがなく手続きが終わってしまいます。

家計収支の資料を提出する必要がない

任意整理は自己破産などと違い、裁判所に判断を委ねることではありません。あくまでも、債権者との交渉によって借金の減額を行うものです。そのため、家計収支などの細かい資料を提出する必要もありません。

一方、個人再生や自己破産では、給与明細や同居する家族全体の家計収支を提出する必要があります。家計収支を提出するためには家計簿をつけている必要があるため、資料を準備するまでにも時間がかかるのです。

誰にもバレずに手続きを進められる

任意整理の特徴でもある裁判を通さないということには、誰にも知られることがないというメリットがあります。裁判になると、どうしても時間がかかりますし、書類などの手続きもあり家族にバレてしまう可能性が高いです。

また、前述のように家計収支が必要なこともあるので、家族にバレないほうが難しいかもしれません。任意整理では手続きのために弁護士や司法書士と面談する必要はありますが、数回程度なので会社にもバレにくいです。

借金400万円の債務整理はプロに相談!弁護士事務所と司法書士の違いや特徴は?

何か

借金400万円の債務整理を行うためには、法律の専門家に相談するのがおすすめです。借金問題のプロと言うと、弁護士と司法書士がいます。弁護士事務所と司法書士事務所は、それぞれどのような違いや特徴があるのかを紹介します。

弁護士事務所の特徴

弁護士事務所とは、その名のとおり弁護士から構成される事務所のことです。規模によって所属する弁護士の数は変わりますが、おおむね1人から2人の弁護士が所属している弁護士事務所がほとんどでしょう。

弁護士は法律問題全般を扱うことができるため、交渉や訴訟において制限がありません。そのため、弁護士事務所を掲げる事務所に相談する場合は、400万円以上の借金も弁護士の権限で解決してもらえるのが特徴です。

司法書士事務所の特徴

借金問題について相談するのは、弁護士事務所のほかに司法書士事務所もあります。借金問題を扱う司法書士事務所には、法務大臣に認可を受けた認定司法書士が所属しています。

もともと、司法書士は会社の登記や供託を行うのが主な仕事ですが、認定司法書士には簡易裁判所が行う民事の代理業務が許可されているのです。ただし、扱える請求額が140万円以下という条件があります。

つまり、司法書士事務所に相談するのは140万円以下の借金である場合に限られ、400万円の借金では相談はできても司法書士では扱えないということになります。

利息が膨らむ前に債務整理をしよう

借金が400万円ある場合は、債務整理すべきかどうかについて解説しました。結論的には、悩んでいるならすぐにでも債務整理について相談すべきだということです。

悩んでいるうちに利息がどんどん増えていき、ますます借金返済が困難になります。そうなれば、あなたの日常生活が苦しくなる一方ですよね。

借金問題の相談は無料でできますし、相談したからといって必ず着手してもらう必要はありません。むしろ、相談することで自分が考えもしなかった解決法を導き出してくれるかもしれませんよ。利息が膨らむ前にプロの専門家に相談して、債務整理を検討しましょう。