120万円の借金を確実に返済する方法【計画・考え方】

120万円という借金は多重債務の入り口と言われる150万円に近い額の借金ですが、誰もがいつ抱えてもおかしくない金額でもあります。その返済はそこまで苦しいものではないと言えますが、返済能力に不安がある人であればたちまち苦しくなるかもしれません。

そういった場合には、債務整理という方法もあるので、是非検討したいところです。この記事では、120万円という借金を抱えている場合にはどのような返済方法があるのかについて詳しく解説していきたいと思います。

借金120万円はきちんと計画を立てれば返済できます!

120万円という借金は生活していく中で必要となることがあり、また生活を充実させるケースにおいても発生しやすいものです。しかし安定した収入があるのなら、120万円の借金であれば問題なく返済していけるものと考えられます。

毎月3万ずつ返済できれば4年4ヶ月程で返済が完了する

具体的に120万円という借金を返済していくには、どれくらいの期間を要するのでしょうか?収入によりますが、毎月3万ずつの返済であれば、日々の生活の負担も少ないと思います。

この場合、4年4ヶ月で完済するのですが、かかる利息は約33万円となります。利息を考えると、余裕があればもう少し返済額を上げていきたいところです。

対処法を知りたい方は?

借金120万円の対処法を知りたい方はこちらの記事をおすすめします。

借金120万の返済ができない時の対処法!

どんな理由で120万の借金を作ってしまうのか?

どんな時に120万の借金を作ってしまうのでしょうか?ケース別に見てみましょう。

車の購入

生活を充実させるためには、車が必要となることがあります。都心部で生活をしていれば、交通機関の発達が顕著なので必要はないかもしれません。しかしそれが地方になると、都心部に比べ交通機関の発達が乏しい傾向にありますから、通勤に必要不可欠となるエリアもあります。

しかし車はマイホームに次いで高額な買い物と言えますから、その場合にローンを組むことになります。これはおおよそ120万円のローンを組むことになっても、なんら不思議ではありません。

学資ローン

子供の教育のためにかけるお金は、成人するまでにおおよそ数千万円かかるとも言われています。現代の日本は、景気が上がってきているとは言われていても、中々その恩恵を感じることはないですよね。

このように、教育にかけるお金に困窮している家も少なくない現状で、学資ローンを利用する家庭も増えています。その際、120万円という借金をすることも珍しいことではないのです。

自宅のリフォーム費用

マイホームは誰しもが憧れを持つとは思いますが、現代人は昔と比べて、マンション暮らしが多い傾向にあります。そこには、収入に対する不安であったりという背景がありますが、新築の住宅を買うより、中古の住宅を買ってリフォームする人が増えてきています。

もちろん中古の住宅をそのまま使うことはなく、リフォームが必要になり、その際にまとまったお金を工面しなければならないので、必然と借金をすることになります。

120万円の借金返済を甘く考えてはいけない

120万円程度の借金だからと、借金に対して甘い認識でいては、よからぬ事態を招いてしまいます。きちんとした返済計画を立てて、真摯に返済していく姿勢が大事になります。

毎月2万円以上の返済が必要

まず、金利にもよりますが、最低でも毎月2万円以上の返済額を必要とします。それより以下であれば、完済までの期間が長期に及ぶことになり、またかかる利息が多額になりすぎてしまいます。

もちろん、毎月の返済額が多ければ多いほど、完済までの期間も短く、かかる利息も抑えられるので、そこは収入と相談していきたいところです。

余裕を持った家計管理をしよう

一刻も早く、完済したいと思うのは当たり前のことです。ですが、返済を重きを置きすぎて、生活が苦しくなっては、継続が難しくなってしまいます。

返済する上で、返済額はもちろん大事ですが、それ以上に続けられなければ意味がありません。

借金を増やさないようにしよう

120万円という借金を抱えている現状に、プラスで借金をすることは極力控えたいですね。まずは、目先の借金を完済してから、新たな借金を作ることをおすすめします。

減らすことに注力を置いているにも関わらず、増やしては負担が大きくなるだけです。

借金120万円の返済計画を立ててみる

借金を返済していくには、返済計画を立てることで、計画的な返済が可能になります。自分の収入や支出を加味した上で、より多くの返済額を捻出したいところです。

月返済に充てられる費用はいくらか

毎月いくら返済に充てられるかは、今後の返済において、もっとも重要となります。借金は、短期間で返せば返すほど、利息の発生も抑えることができます。

なので、できる限り多くの金額を返済に充てるようにしたいところです。

減らせる支出はないか

収入を増やすことは安易にできることではないので、まずは支出を減らしてみることをおすすめします。

家賃などの固定費は難しいですが、光熱費や通信費、交際費などであれば、自分の節制次第でいくらでも減らす事はできます。だからといって、ギリギリの生活にしては苦しいので、必要最低限のレベルで考えて、その分を返済額に回すことができますね。

副業や残業で収入を増やすことはできるか

メインの収入にプラスアルファと考えた時に、残業により収入増を図れれば、自分は辛いかもしれないが、収入増となります。しかし、残業での収入増は、毎月固定では考えづらいものなので、副業によって収入を増やせれば、毎月安定した収入増を図れます。

収入が少しでも上がればその分生活も豊かになりますし、返済額を増やすことも可能になります。

借金120万円を返済するのにかかる年月は?

実際、借金に困った場合は、債務整理という方法を取れれば、返済が一気に楽になります。しかし120万円という借金は、自力でも返すことは可能な金額です。

債務整理を頼らず自力で返済するケースについて、金利15%、ボーナス返済なしで、以下それぞれ解説してきます。

3年で借金120万円を返済するケース

毎月の返済額は41,598円で、完済までにかかる利息総額は297,528円です。月の返済額が4万程度なので、現実的なケースになります。

それでもかかる利息総額は約30万円なので、まだ余裕があればもう少し返済額を上げたいところですね。

5年で借金120万円を返済するケース

毎月の返済額は28,548円で、完済までにかかる利息総額は512,880円です。3年計画よりも少し長い5年のケースですが、月の返済額は3万を切っています。

返済額の捻出が厳しいのであれば仕方ないですが、利息総額を考えると返済額をやはりもう少し増やしたいですね。

7年で借金120万円を返済するケース

毎月の返済額は23,156円で、完済までにかかる利息総額は745,045円です。7年はちょっとかかりすぎかもしれませんし、また5年のケースと比較しても返済額にそれほどの差は見られません。

大きな違いとすれば発生する利息になりますので、7年での計画よりも5年計画のほうが良いでしょう。

債務整理すると120万円の借金はどうなる?

自力での返済もできますが、借金に困ったら、債務整理を利用することで一気に返済が楽になります。しかし、120万円という借金の場合、債務整理の恩恵は、果たしてどれほどあるのでしょうか?

120万円の借金で任意整理する

債権者と、借金の返済について、話し合いすることにより、利息のカットが可能になります。引き換えに、3年以内での完済を約束するのですが、120万円という借金であれば、単純に月4万前後の返済なので、問題ないはずです。

任意整理は裁判所を通す必要もないので、その手軽さも大きな魅力です。

120万円の借金で自己破産する

120万円でも自己破産はできますが、少しリスクが大きすぎると思われます。自己破産することによって、借金はゼロになりますが、所有する財産を全て放棄しなければならないのです。

またブラックリスト入りするので、向こう5年はローン組みやクレジットカードの作成ができなくなります。なので、120万円の借金を自己破産するのは、あまり得策ではないと思われます。

120万円の借金で個人再生する

個人再生は借金の大幅な減額が見込まれますが、最低でも100万円以上の借金がなければあまりメリットがありません。120万円の借金を個人再生する場合は最低弁済額が100万円となるので、それほどの減額が見込めません。

また個人再生することによって、3年以内の完済を求められるので、そこまで得であるとは考えにくいです。

借金120万円で自己破産するときの注意点とは

注意点

債務整理の中でも、減額幅が最も大きい自己破産ですが、120万円という借金においては、デメリットを鑑みると、それほど恩恵は感じられません。しかし、今後の返済に不安のある人や返済能力が皆無の人であれば、大きなメリットではあります。

以下について、それぞれ解説していきます。

借金で自己破産すると不動産や車などの財産を失ってしまう

借金がゼロになるという大きなメリットの裏には、大きなデメリットがあります。それは、自己破産することによって、所有する財産を全て放棄しなくてはいけないということです。

住宅などの不動産はもちろん、車などの動産も全てが対象となります。なので、財産を放棄したくないのであれば、借金はゼロにはならないが、大幅な減額が見込める個人再生を、利用するほうが良いかもしれません。

借金120万円の理由次第では免責されない可能性がある

自己破産には、免責とよばれるものが下りなければ認められず、免責とは、借金に至った理由になります。免責が下りない理由には、株やFXなどがあり、ハイリターンなギャンブルについては、免責は下りないことが多いです。

パチンコなどのギャンブルについては、同じギャンブルですが、認められることがあるようです。

自分の状況次第では他の債務整理が良いかもしれない

自己破産は、借金の金額が多ければ多いほど、その恩恵を強く感じます。しかし、120万円程度の借金では、そのデメリットから、自己破産しないほうが良い人が圧倒的です。

おとなしく任意整理や個人再生を選択するほうが、デメリットも少なく、賢い選択となります。

借金120万円は完済できる金額ですが難しければ債務整理を検討しましょう

120万円という借金であれば、自力で返済も可能ですが、もし返済に困ったら、専門家に相談するのも手です。その際に、債務整理を勧められることもあると思いますが、専門家であれば最良な債務整理を導いてくれるはずです。

間違っても、自分に大きな損害を与えてしまう方法だけは、避けるようにしたいところです。借金の返済は計画的な返済計画のもとに、確実に実行していきたいですね。