2000万円の借金を返済するにはどうすれば良い?

2000万円もの借金を抱え込んでしまった場合は、返済が大変!自力で完済ができないことはないものの、返済期間が長期に渡って負担が大きいため、債務整理も検討する必要があります。

こちらの記事では借金2000万円に伴うリスクや注意点、2000万円の借金が返済できない時におすすめの債務整理の方法を解説しています。

2000万円の借金は自力で返済できる額なのか

2000万円の借金は、かなりの金額。果たして自力で返済できるのか、不安に思ってしまいますよね?2000万円の借金は、住宅の購入費用を考えればありえない額ではありません。

返せると思ってあちこちの金融機関から借金をした結果、金利で膨らんで2000万円まで増大してしまったというケースも良くあることです。2000万円の借金を返済するにはどうすれば良いのか、そのリスクも含めて、借金トラブルを解決する方法を知っておきましょう。

2000万円の借金を自力で返済するために必要なもの

最初に、借金2000万円を自力で返済するために必要不可欠なものを解説しておきましょう。

一般の人にとって借金2000万円は額が大きく、一朝一夕に返済できるものではありません。こういった高額の借金をコツコツ返済していくには、金銭面でもメンタル面でもある程度の覚悟が必要です。

長期間返済を続ける根気

2000万円もの借金は簡単に返済できるものではありませんから、長期間かけて返済を続ける根気が必要不可欠です。

安定した収入のある人でも生活費は必要なため、収入の全てを返済に回すことはできません。当然収入の何割かを返済に充てて、コツコツと積み重ねて完済していくわけですが、その分借金2000万円の返済期間は長期間に及び、下手をしたら20年、もしかしたら30年間以上かかってしまうかもしれないのです。

無理のない範囲で返済計画を立てても、返済期間中は常に借金のことが頭にあって気が休まりません。日常生活の中でも節約を心掛けていく必要があるため、気を抜かずにしっかりと自己管理をしていきましょう。

2000万円の借金に発生する利息の支払い

2000万円もの高額な借金で困るのは、利息だけでかなりの金額になってしまうことです。消費者金融や銀行といった金融機関から借金をする際は必ず金利が付き、元金だけでなく利息も返済していかなくてはいけません。

利息は借金額が大きいほど高額化し、返済期間が長期になるほど増大するもの。金融機関にもよりますが、借金2000万円の場合は数百万、それどころか完済までに1000万円をも超える利息を支払うケースも。

借金2000万円だと、毎月の返済額の大部分は利息が占めます。そのため毎月コツコツと返済しても、いつまでたっても元金が減らず、借金がなくならないというジレンマが続きます。

2000万円の借金を自力で返済することのリスク

2000万円の借金は自力で返済できないことはありませんが、次のようなリスクがあることを理解しておきましょう。

100万単位の借金とは違い、借金2000万円でネックとなるのは、返済が長期間に及ぶことです。最初に綿密な返済計画を立てたつもりでも思うようにいかず、途中で頓挫する可能性もあるため、リスク対策が必要です。

長期に渡る返済の途中、怪我や病気で返済が滞る可能性

しっかりと返済計画を立ててはいても、人生何があるかは予想がつかず、怪我や病気で働けなくなって、返済が滞る可能性があります。一般的に人間は年齢が高くなるほど病気になる確率が高くなるため、返済が長期に渡る借金2000万円はそれだけリスクが高いのです。

健康上の理由だけでなく、会社の倒産や失業の可能性だってあります。社会全体の不況で収入が減って、返済が予定したように進まないかもしれません。

それまで真面目に返済をしてきても、働けなくなって返済が滞ったらおしまいです。金融機関側から残った金額を一括請求され、支払えない場合は財産や不動産を差し押さえられてしまいます。

返済を続けていくことの精神的な負担

2000万円の借金は長期間返し続けてなかなか減らず、我慢する生活が続くため、精神的な負担は大きいもの。完済する見通しが立てばまだ頑張れますが、高額な借金は金利負担が大きすぎて、終わりのない返済を続けていくのは非常に辛いですよね。

借金の返済に前向きになれないだけでなく、返済が滞れば督促を受ける、財産を差し押さえられるなどのプレッシャーや不安に常にさらされるのも問題です。

借金返済中にその重圧に耐えられなくなって、うつなどの心の病気を引き起こし、さらに返済が滞る状況に追い込まれかねません。

2000万円の借金は債務整理で解決した方が良い?

2000万円の借金を抱えて返済が滞ってしまう場合は、債務整理をするのも選択肢の一つです。ですが債務整理は借金トラブルの解決に効果的な反面、デメリットもあるといわれていて、悩む人も多いですよね?

ここでは返済しきれない2000万円の借金を債務整理するメリットを、3つご紹介していきましょう。

借金の不安やプレッシャーを減らせる

借金の返済中は何かと不安や重圧感に苛まれますが、債務整理で借金トラブルを根本から改善できれば、諸々のプレッシャーから解放されます。2000万円もの借金のカタがつけば、家庭内の重苦しいムードも改善されるでしょう。

滞納中に怯えていた金融機関からの電話や、督促状が来なくなるのもメリットの1つですね。ストレスから解放されれば心が晴れやかになって前向きになれますし、金銭面でも余裕が出て、生活を立て直しやすくなります。

専門家とともに実現可能な返済計画を立てられる

債務整理の良いところは弁護士や司法書士などの借金トラブルを解決する、プロのアドバイスを受けられること。専門家のシビアな視点で実現可能な返済スケジュールの見直しができるため、安心感が違います。

しっかり考えたつもりでも、素人だとどうしても「返せるはず」と見通しが甘くなってしまうもの。多くの事例を熟知している専門家のアドバイスで金利や返済期間をライフスタイルにあったものに変更すれば無理なく返済が継続でき、完済を目指して頑張れます。

自宅などの資産を残して借金を減らせる

借金の返済が滞って任意整理をする場合、住宅や不動産などの財産を手放さずに済み、金利の見直しで返済額を大きく減らせます。借金2000万円は金利負担が大きいため、これはかなり助かりますよ。

収入やライフスタイルにあわせて返済期間を見直すことで、返済期間が長期間に渡っても無理なく返済できるのも魅力の1つです。大事な住居を失わずに済めば仕事がしやすく、収入が増えれば将来的に返済期間を短縮することにも希望が見えてきます。

2000万円の借金にお薦めの債務整理

一口に債務整理といってもいくつかの種類がありますが、2000万円の借金に滞った場合はどれを選べばいいのでしょうか?

「債務整理」とはすなわち、借金の減免を求める手続きのこと。どれを選ぶべきかは本人の収入や返済能力にもよりますが、それぞれ借金の解決効果や手続き、費用負担が違うため、自分にあったものを選びましょう。

任意整理

任意整理は弁護士や司法書士に依頼して仲介に入ってもらい、金融機関と交渉して金利や返済期間の見直しを求める手続きです。借金をゼロにすることはできませんが、金利負担が減って返済しやすくなるため、2000万円などの高額な借金の解決に効果的です。

依頼料はかかるものの、金融機関との面倒な交渉はすべてプロにお任せで良いため安心。裁判所を介することがない分面倒がなく、財産を失わずに済むのは大きな魅力ですね。

2000万円ほどの高額な借金を長期間返済していると過払い金が発生している可能性もありますが、任意整理にあわせて請求すれば、完済の助けになります。

個人再生

個人再生は裁判所で手続きを行って、借金自体の減額を求める手続きです。例えば2000万円の借金でも、最大300万円まで減額できる可能性があるため、これも返済に窮したときに助かります。

裁判所で手続きをすると、借金を減らせる反面で手持ちの財産を失うと考える人は多いもの。ところが個人再生の場合は住宅資金特別条項を活用することで、住宅ローンが残っていても、自宅を資産として残すことができるのが魅力です。

ただし裁判所が再生計画の許可をしないと、個人再生は利用ができません。利用条件は厳しいものの、2000万円もの多額の借金をかかえている場合は試す価値がありますよ。

自己破産

自己破産は債務整理の最たるもので、裁判所に申し立てをして財産を全て放棄し、その代わりに抱えている借金の返済義務を放棄することをいいます。要は自分が作った借金を、財産と差し替えでチャラにするということ。支払い能力がないのに2000万円もの借金を抱え込んでしまった時の、最終手段ともいえるでしょう。

貯金や車、持ち家などは失っても、高額な借金がなくなれば、その分生活の立て直しがしやすくなります。

ただし自己破産をすると官報に名前が載って周りに財政状況を知られてしまいますし、一定期間士業に就けないなどの職業的な不利益もあるため、慎重に検討してくださいね。

家族や恋人に2000万円の借金がある場合はどうしたら良い?

違法

家族や恋人から、突然2000万円もの借金があると相談されたらどうすればいいのでしょうか?

自分が作った借金ではないとはいえ、大事な人の借金トラブルに無関心でいることは難しいもの。生活を共にしている親兄弟であればなおさらですし、将来結婚を考えているなら早めに解決する必要があります。

家族や恋人の借金トラブルとの関わり方を、詳しく解説していきましょう。

連帯保証人にならない

大事な家族や恋人が借金で困っている時、誰もが助けてあげたいと思うものですが、情に流されて安易に連帯保証人になるのはおすすめできません。本人が返済に滞れば自分の方に返済義務が生じ、共倒れ、もしくは自分だけがお金を返し続けていかざるをえない状況に追い込まれるリスクがあります。

借金はあくまでも、作った人が責任を負うこと。配偶者が自分を養うために2000万円もの借金をつくった場合は別として、近しい家族や恋人のものでも、他人の借金を返済する必要はありません。

連帯保証人を引き受けたことで相手との関係性が崩れることも多いため、安易に連帯保証人にならないように心掛けましょう。

返済資金を安易に貸さない

家族や恋人から2000万円の借金があると告白された時に、安易に返済資金を貸してあげるのは絶対にやっちゃダメ。2000万円もの借金を抱えているということは、お金にだらしがない証拠です。あなたからお金をもらえたことでいい気分になり、さらに浪費をして借金を増やすリスクも高く、相手の為になりません。

また昔から「金の切れ目が、縁の切れ目」という言葉があるように、引き出せるだけお金を引き出したら、相手がそのままいなくなるケースも想定されます。家族や恋人同士の間でもお金の問題は微妙なので、安易な気持ちでお金を貸すのは控えましょう。

債務整理をすすめる

大事な人から返済できない2000万円もの借金を抱えていると相談を受けた時、あなたがすべきなのは債務整理をすすめすることです。家族や恋人に対して冷たいと思う人もいるかもしれません。ですがこれが一番親切で、相手の身になった行動でしょう。

借金の滞納が長引けば遅延損害金が余計に発生し、信用情報機関の個人情報にも傷がつき、将来的な禍根になりかねません。家族や恋人が借金トラブルで困っていたら、早めに手続きを取るように説得してください。

債務整理に対して不安感を持つ人は多いもの。今はネットでも無料の債務整理診断ができますから、一緒に試してみるといいですね。

2000万円の借金があるときはまず専門家に相談してみよう

2000万円の借金は厄介な問題ですが、絶対返済できないものではありません。万が一返済が滞っても、何らかの解決法はあります。

借金を抱え込む理由は人それぞれですが、金額が大きいほど完済までの時間は長く、金銭的にも精神的に多くの負担を強いられるもの。場合によっては、債務整理をした方が生活の立て直しがしやすくなります。

2000万円の借金を抱えて悲観的になる前に、弁護士などのプロへの相談も検討してくださいね。