100万円の借金をすると利息はどれくらいかかる?利息を減らす方法は?

計算

借金をすると、必ず掛かってくるのが「利息」です。お金がないから借りているのに、利息がかかることに疑問を覚える方も少なくはないかもしれませんが、利息は金融会社への借金の手数料であり「お金のレンタル料」のようなものです。

さて、借金額や日数により上下する利息ですが、100万円の借金をすると1ヵ月にいくらの利息がかかるのでしょうか。この記事では、借金100万円の返済において発生する利息やそれを減らす方法についてご紹介します。

返済期間が長引けば長引くほど利息は増える

利息は増える

「利息」は、借金をした際に発生する「お金のレンタル代」のような上乗せ料金のことです。利息は借金額や消費者金融会社が定めた独自の年率、また利用日数によって変化します。

「借金額×年率÷365×利用日数」という計算式で利息額を求めることができます。借金した額はもちろん、利用日数によって利息の金額が上下してくるということは、つまり返済までにかかる時間が長ければ長いほど支払わなければいけない利息額は増え続けていくということです。

借金した元金の返済よりも利息の支払いに追われ、借金返済の無間地獄にはまっていってしまうこともあり得る事態なのです。

100万円の借金をした場合にかかる利息をシミュレーション

では、100万円の借金をした場合、利息はいくらになってくるのでしょうか。利息は年率や日数により上下するため、短期間で高額の返済をしていけば、利息もそのぶん少なくて済むという計算になります。

利息は3%から18%の間で決められ、借金額によってかけられる利率は変わります。借金が100万円の場合、利息として上乗せされる一般的な年率は、7.7%から15%程度のようです。

今回は利息を15%、1ヵ月を30日、また小数点以下を繰り上げて計算することとし、100万円の借金をした場合に、月々の返済額から利息をシミュレーションしてみましょう。

冒頭で述べた計算式「借金額×年率÷365×利用日数」をこちらに当てはめて計算すると、

100万円×0.15÷365×30=12,329ですから

100万円の借金を完済するまでの間は1ヵ月あたり1万2千円程度の利息が必ずかかってくることとなります。

月々の返済額が5万円

月に5万円ずつ支払って100万円の借金を完済しようとした場合、1ヵ月にどれだけを返済分へと回すことができるのでしょうか。1ヵ月にかかる利息は、100万円の借金返済スタート時点で12,329円です。

50,000-12,329=37,671となり、1ヵ月に返済できる金額は4万円にも満たないことになります。また、1ヵ月5万円ずつ返済していくと100万円の借金を完済するまでにおよそ20ヵ月かかる見積りです。

毎月およそ12,000円の利息がかかるとすると、利息総額は240,000円となります。返済を継続していけば、それに伴い利息も下がっていくものの、元金以上の負担があることは肝に銘じておいたほうがよさそうです。

月々の返済額が3万円

月々3万円で100万円の借金を返済するという場合だと、1ヵ月の利息12,329円を引かれたいくらが返済額へとあてがわれるのでしょうか。

1ヵ月にかかる利息は、上記と同様に100万円の借金返済スタート時点で12,329円なので、

30,000-12,329=17,671となり、利息分を引くと返済額は2万円にも満たないことになります。

また、1ヵ月3万円の返済を継続していくと、およそ33ヵ月かかる見積りです。毎月およそ12,000円の利息がかかるとすると、利息総額は396,000円となります。返済を継続していけば、それに伴い利息も下がっていくものの、元金以上の負担があることは肝に銘じておいたほうがよさそうです。

月々の返済額が1万円

月々1万円で100万円の借金を返済することは、利息が返済額の1万円を上回ってしまうため年率が15%の場合は不可能です。また、100万円の借金の完済は決して不可能な額とまではいきませんが、かかってくる利息はかなり高いものとなるため、ぎりぎりの返済額を想定していると、あとあと自分の首を絞めるということが起こります。

利息や利率は金額や返済までの利用日数により上下することは冒頭で述べたとおりですが、少ない返済額でコツコツと完済を目指すより、多めの返済額で短期決戦を挑む方が負担は少なくて済みます。

利息を減らす方法

上記のように、借金の返済額を安くすればするほど1ヵ月にかかる利息は上がり、完済までの期間も非常に長いものとなります。利息は利用する消費者金融において、借金を借りるときの「利用限度額」により決定されることが多いようです。

借金をすると、金額が1万円でも100万円でも必ずかかってきてしまう利息ですが、できれば借金は少ない利息でおこないたいものですよね。ここでは、なるべく利息を抑えてできる借金の方法を少しご紹介しています。

身近な人から無利息で借りて返済する

借金をするときにまず頼るのは、消費者金融機関よりも親族や友人、配偶者などの身近な人ですよね。こちらは悪徳業者に騙されるという危険性から身を守るという利点のほか、利息が発生しづらいというメリットもあります。

借金する相手が身内である以上、貸し付ける方も金融機関のように利息や金利まで計算し、情のない貸付けを行うことはよほどのことがない限りしないでしょう。そのため、「返す時も色づけ程度でいいから」というくらいのかなりの低利息で借金ができます。

金利が低いローンに借り換える

借り換えとは、いま現在抱えている借金を一括返済するため、また違う金融機関で新しくローンを組みなおす方法のことを言います。一般的に現在の借金よりも低利息・低金利のローンを新しく契約することが多く、複数の金融機関から少しずつ借金をしている場合などに用いると効果的なやり方です。

複数の金融機関から借金している総額が100万円に達している場合、それぞれ独立した利息を支払い続けなくてはいけないため、借金自体が減らないという落とし穴にはまりがち。借り換えは「ローン一本化」など、こういった問題を解決してくれる救世主です。この方法では、借り換えで手に入れたお金をそのまま返済に充て、当初よりも低金利で返済をやり直すことができます。

月々の返済金額を増やす

利息は利用日数で金額が加算されていくため、1ヵ月に返済する額が多いほど負担が軽くなります。少し難しい手段のようですが、月々の返済金額を一時的に吊り上げることにより返済される金額は全体として上がり、借金総額が減ることで利息も下がります。

少ない返済額で100万円の借金の完済を目指すと、長期的に不安定な状況が続く危険性があります。一時的に返済額を増やすことは、利息が少なくなるのみならず、自分の未来を買うことにもつながるのです。

100万円の借金が返せない場合は任意整理も検討

任意整理

任意整理は、司法書士や弁護士が金融機関などと直接交渉をし、借金の返済額や現状よりも楽な支払月額の実現を目指してくれる制度の事です。

利息を減らすことや、長期的な分割返済の手続きを裁判所を通さずに交渉してくれるため、自己破産などに比べると手続きが比較的楽であるという利点が挙げられます。

法律に基づき、利息上限を超える場合の利息の減額などを行ってくれるため、利息カットはほとんどのケースで可能になります。

しかし、借金そのものの元金が減額になることはあまり多い事例ではないようです。

過払い金の返還ができる場合も

過払い金

過払い金は、元金の返済は終わっているにもかかわらず支払い続けているお金、文字通り払いすぎている金銭のことを指します。

法外な高利貸から借金をしたり、法で定められている利息の上下に状の借金返済を行っている人が、元金の返済は終わっているにもかかわらず支払いを続けている場合、過払い金が発生している可能性があるようです。

法改正が行われる2010年以前に借金をしている方や、完済10年以内の方がその対象となり、過払い金が戻ってくることにより借金の完済や、減額につながります。

借金をする場合は利息を含めた返済計画を

いかがでしょうか。たとえば100万円の借金をする場合、月々支払う返済金額は元金の100万円だけではなく、年率などが絡む利息もそこに上乗せされていることがわかりました。

借金をする際は、利息も含めた金額で返済計画を立てなくてはいけません。冒頭でも述べましたが、利息は金融機関から借金をした際の「お金のレンタル料」です。

ビデオ屋でレンタル料や延滞金がかかるのと同じように、借金をしてもレンタル料や延滞金がかかってきてしまいます。借金をするときは生活がかかっているということに加え、借りる額が万単位になるため、このレンタル料、つまり「利息」については見落としてしまいがち。

利息が掛かってくることを肝に銘じ、計画的な利用を心がけましょう。