借金をするほどギャンブル依存症の父親に家族ができることとは

ギャンブル

借金をするほどギャンブル依存症の父親に家族ができることとは、あるのでしょうか。ギャンブル依存症になってしまうと、借金を作ってでもギャンブルがやめられなくなってしまいます。借金をするほどギャンブル依存症の父親に、家族ができることをみていきましょう。

父親がギャンブル依存症で借金を作ってしまった

父親がギャンブル依存症で借金を作ってしまったとき、どうすべきなのでしょうか。過去に父親がギャンブル依存症で借金を作ってしまった経験のある方の話によると、借金を肩代わりしないこと、原因を探さないこと、コミュニケーションをしっかりととることが大事だといいます。

保証人になっていない限り、家族に父親の借金の返済義務はありません。また、ギャンブル依存症以上の原因をこじつけて探したとしても、それは根本的な解決につながりません。つまり、過去を振り返るよりも、未来をどうするか考えるべきということです。

ギャンブルは借金を重ねやすい

ギャンブルは借金を重ねやすいをものです。ギャンブル依存症という言葉を聞いたことがある方も、多いのではないでしょうか。ギャンブルは依存性が強く、ギャンブル依存症が疑われる人数は、日本国内だけで約500万人いるとされています。

ギャンブル依存症は実際に脳に変化が起こっている病気であるため、ギャンブル依存症本人である父親ひとりの力で立ち直ることはできません。ギャンブル依存症から立ち直れないことを責めると、それが余計ストレスとなりさらに借金を作ってしまう可能性もあります。

ギャンブル依存症の父親は家族を崩壊しかねない

ギャンブル依存症の父親は家族を崩壊しかねません。お金の切れ目が縁の切れ目という言葉もある通り、お金は大切なものです。お金のトラブルは、他の問題よりも重く、ましてやそれが借金にまでなってしまっていたらまた、相当なことです。ギャンブル依存症の症状から、父親が家族の信頼を失い、家庭が崩壊してしまうことは珍しくありません。

家族に平気でうそをつくようになる

ギャンブル依存症の父親は、家族に平気でうそをつくようになります。ギャンブルにはまっている人やギャンブル依存症になっている方ほど、ギャンブルにはまっていることを話さないものです。父親はギャンブルに行くことを話さず、他の場所へ行くと嘘をつきます。

そうしているうちに、平気でうそをつくようになり、ギャンブルに使う金額もどんどん増え、借金を負うまでになってしまうのです。

「もうしない」が口癖になり信用できなくなる

ギャンブル依存症の父親は、「もうしない」が口癖になり、信用できなくなります。そもそも、ギャンブル依存症は脳が変化してしまっているもので、自己のコントロールができない状態です。いくらもうしないと言っていたとしても、父親本人が本当にもうしないと思っていたとしても、ついまたギャンブルをしてしまうものなのです。

その結果、ギャンブル依存症患者である父親の「もうしない」は嘘となり、そのうち家族間の信用がなくなってしまうのです。

家のものを勝手に換金してまでお金が欲しくなる

ギャンブル依存症の父親は、家のものを勝手に換金してまでお金が欲しくなります。上記2つからもわかるように、ギャンブル依存症患者はなによりもギャンブルを優先してしまいます。お金が無くなっても借金をし、さらにギャンブルを続けてしまうのです。

そのうち、借金だけでは足りなくなったり、新たな借金を待っていられなくなると、ギャンブル依存症の父親は、家のものを勝手に換金してお金を手に入れようとしてしまうのです。

ギャンブル依存症の父親に家族ができること

ギャンブル依存症の父親に、家族ができることはあるのでしょうか。

前述した通り、大事なことは借金を肩代わりしないこと、原因を探さないこと、コミュニケーションをしっかりととることです。ギャンブル依存症は誰でもなってしまう可能性のある病気であるため、いくら感情論で動いても意味がありません。もうしないといわれたからって保証人になってしまってはいけませんし、自分に原因があるのではないかと責めてしまうこともいけません。

父親とはコミュニケーションをしっかりととり、前向きに解決方法を探していきましょう。何よりも優先すべきことは、父親にギャンブル依存症を克服させることです。

ギャンブル依存症を克服する方法

では、ギャンブル依存症を克服するには、どんなことをするべきなのでしょうか。

まずはギャンブル依存症は病気であるため、気持ちだけでどうにかできるものではないこと、誰にでも起こりえることなので自分を責めるべきものではないことをしっかり認識しましょう。そのうえで、治療を行っていきましょう。

カウンセリング

父親にギャンブル依存症を克服させる方法として、カウンセリングを受けるというものがあります。

ギャンブル依存症となってしまう方のなかには、もともとほかの問題を抱えており、ギャンブルで簡単に成功体験を得ることにはまってしまったという方が多いです。カウンセリングでは、その元の問題を緩和させるのです。

ギャンブル依存症の再発を抑えるために、カウンセリングは大切なものなのです。

自助グループ

父親にギャンブル依存症を克服させる方法として、自助グループに参加するというものがあります。

ギャンブル依存症の自助グループとは、同じギャンブル依存症患者がお互いを励まし合い、お互いにに克服を目指すものです。自助グループは依存症の克服に有効だとされていて、ギャンブル依存症でもそれはかわりません。ギャンブル依存症の自助グループは多く存在するので、通うことが難しくない方はまずは参加してみるとよいでしょう。

ギャンブル依存症で悩んでいる方は、自助グループに参加してみましょう。

投薬治療

父親にギャンブル依存症を克服させる方法として、投薬治療を行うものがあります。

ギャンブル依存症の患者には、どこにも相談しない方も少なくありません。しかし、ギャンブル依存症は立派な病気です。実は、ギャンブル依存症の方の脳の動きは健康な方とは異なっていて、それが原因となりギャンブルから抜け出せなくなっているのです。

投薬治療では、その脳の動きを抑える薬を使用します。ギャンブル依存症の病気部分を解決するのに有効な手段ですので、ぜひ行ってみましょう。

ギャンブルで作ってしまった借金の解決法

解決法

上記によって父親のギャンブル依存症を克服できたならば、これ以上ギャンブルで借金を負ってしまうことはなくなります。

では、それまでにギャンブルで作ってしまった借金はどうすべきなのでしょうか。どうにか返せるほどの借金であれば問題はありませんが、どうしても返せないほどの借金がある場合には、債務整理を検討するようにしましょう。債務整理の中にも種類があるため、それぞれくわしくみていきましょう。

任意整理

任意整理とは、弁護士や司法書士などに貸金業者と交渉をしてもらい、利息を軽減してもらったり、支払いのスケジュールを長期にしてもらったりする手続きのことをいいます。裁判所を介することがないため、比較的行いやすく、最もよく利用される債務整理の方法になっています。人生をやり直すことも難しくなくなります。

なお、任意整理は借金の支払いを楽にするという手続きなので、借金そのものが減る手続きではありません。また、ブラックリストに載ってしまうことは覚えておきましょう。

個人再生

個人再生とは、裁判所に仲介してもらい、借金を3~5年の分割の支払いにしてもらい、残りの借金は免除してもらうという手続きです。任意整理と自己破産の中間程の方法になります。個人再生は借金を原則5分の1程度にまで軽くしてもらえるので、返済の負担が大幅に軽減されます。人生をやり直すことも難しくなくなります。

ただ、個人再生をすると、ブラックリストに載ってしまう上に、住所氏名が官報に載ってしまうことは覚えておきましょう。

自己破産

自己破産とは、破産申立書を裁判所に提出し、「免責許可」というものをもらうことで、ほぼ全ての借金をなくしてもらう手続きです。行えば、人生をやり直すことも難しくなくなります。

ただし、自己破産では借金がなくなる代わりに、ブラックリストに載ってしまう上、家や車などの一定以上の価値のある財産は手放すことになるなど、デメリットも最も大きいです。自己破産を選べば、人生をやり直すことが楽になるというわけでもないのです。人生をやり直すためには、自分にあった債務整理の方法を選ぶことが大切です。自己破産は最終手段として認識しておきましょう。

ギャンブル依存症の父親には家族の支えが必要

以上が、借金をするほどギャンブル依存症の父親に、家族ができることになります。

ギャンブル依存症は病気であり、一人でどうにかできるものではありません。ギャンブル依存症の父親には家族の支えが必要なのです。父親がギャンブル依存症になり借金を作ってしまったら、父親を責めるのではなく、ギャンブル依存症から立ち直る手伝いをしてあげましょう。ギャンブル依存症から立ち直ることができたら、家族間の信頼ももう一度取り返せるかもしれません。