ギャンブル依存症で借金を作った20代男性が人生をやり直す方法

ギャンブル依存症で借金を作った20代男性が、人生をやり直す方法はあるのでしょうか。

ギャンブル依存症という言葉は、聞いたことがある方も多いのではないでしょうか。

では、20代でギャンブル依存症となってしまい多額の借金を負ってしまった場合、どうすればよいのでしょうか。見ていきましょう。

20代でギャンブル依存症になり借金を作ってしまった

20代でギャンブル依存症になり借金を作ってしまった男性の話があります。

先輩に誘われ、パチンコに行ってみたところ、何となく勝ってしまい、「自分にはギャンブルの才能がある」と思い込んでしまったというものです。その後20代男性はギャンブルに通い詰めるようになり、最終的に多額の借金を負うまでに至ってしまいました。

一度の成功体験から自信をつけてしまい、その後の失敗も勝って取り返そうとしてしまったということが、ギャンブルにのめりこむことにつながってしまったのですね。

20代でハマりやすいギャンブルとは

20代といえば、ギャンブルが法的に解禁される年代です。20代になってギャンブルができるようになった解放感から、ギャンブルにハマりこみ、借金を作ってしまう人が多いようです。

ギャンブル自体は悪いことではありませんが、何事も度が過ぎてはいけないものです。20代で借金を作ってしまわないよう、20代で借金を作ってしまうほどハマりやすいギャンブルをいくつかみていきましょう。

パチンコ

20代で借金を作ってしまうほどハマりやすいギャンブルの代表が、パチンコです。

パチンコはある程度大きい街には必ず存在するため、20代でもとても手が出しやすいギャンブルとなっています。せっかく20代になったんだから1回くらいギャンブルがしてみたい、と軽い気持ちで手を出した結果、ギャンブル依存症になってしまうことが多いギャンブルのようです。

スロット

また、20代で借金を作ってしまうほどハマりやすいギャンブルとして、スロットも挙げられます。

スロットとパチンコの違いは知らない人も少なくないと思いますが、この2つは結構違うギャンブルなのです。スロットはメダルを使って遊ぶもので、パチンコはパチンコ玉を使って遊ぶものです。777をそろえる、というようなものがスロットで、パチンコ玉を指定の穴にいれることを目指すものがパチンコです。

スロットは当たり台がわかりやすいため、負け分を取り返そうとギャンブル依存症になってしまう方が多いです。

競馬

さらに、20代で借金を作ってしまうほどハマりやすいギャンブルとして、競馬も挙げられます。

競馬は馬の過去の戦績や体調から最低限の予測をすることができるため、パチンコやスロットよりも予測をすることが好きな方、まじめな性格の方がはまりやすいギャンブルになっています。

また、パチンコやスロットと違い、どこにでもあるものではないので、特別感や非日常感を味わうためにやっているうちにはまってしまう方も少なくないです。

ギャンブル依存症で借金ができるまで

20代になり、法的にギャンブルが解禁されます。すると、20代になったお祝いやせっかくだから、ということでギャンブルに誘われるなどします。そこで、ちょっとだけなら、20代になったんだしとギャンブルをし、ビギナーズラックにより偶然に勝利し、短時間で大金を手に入れます。

はじめてのギャンブルでの成功体験は記憶に残りやすいものです。その成功体験により、短時間で大金を手に入れる快感が忘れられず、もう一度ギャンブルをしてしまうのです。そこで負けてしまい、浪費をしてしまう。

ここまではまだよいのですが、問題はそのあとです。その負けて浪費してしまった分を、またギャンブルで取り返そうとしてしまうのです。

ギャンブルは儲けられるかもしれない」という気持ちを商売にしているものなので、回数を重ねればいつかは勝つことができます。それによりさらに成功体験が積み重なり、いつの間にか負ける回数のほうが多くなっているのにも関わらずやめることができなくなり、ギャンブル依存症となってしまうのです。

そのうちお金が足りなくなり、借金をしてしまうようになります。ギャンブル依存症の方は借金もギャンブルで勝って返そうとしてしまうため、さらに借金は増えていくのです。これが、ギャンブル依存症で借金をしてしまう基本的な過程です。

20代は借金を作りやすい?

また、20代は借金を作りやすい時期でもあると考えられます。

なぜ20代は借金を作りやすいといわれるのでしょうか。ギャンブルにハマってしまう流れは上記のとおりですが、他にも理由があるのです。見ていきましょう。

社会人になっていろいろとお金を使う

20代は借金を作りやすい時期でもあると考えられる理由の一つとして、社会人になっていろいろとお金を使うということがあります。

20代で社会人になり、学生時代よりも多くのお金を得ることになると、少しくらいなら浪費が増えてしまっても大丈夫だろうと思ってしまうのです。また、会社の付き合いやまわりの社会人の消費などから、金銭感覚が変わってしまい、自分の中のお金の価値が下がってしまうのです。

それらにより、容易にお金をつかってしまうようになり、気が付いたら借金をしてしまっているということも少なくないのです。

奨学金の返済がある

また、20代は借金を作りやすい時期でもあると考えられる理由の一つとして、奨学金の返済があるということがあります。

奨学金は人によっても異なりますが、何百万と返済しなければならない方が多くいます。それを毎月分割によって返済することで、金銭感覚が変わってしまうのです。また、すでに奨学金という借金をしているからと、借金を軽視してしまう方もいます。

他にも、奨学金の返済にお金が足りないとき、大金を手に入れ楽に返済したいという思いからギャンブルに手を出してしまう方も多くいます。

ギャンブル自体は悪い事ではありませんが、借金をしてまでギャンブルを行おうとしている方は、いったん考え直してみたほうがよいでしょう。

借金まみれのギャンブル依存症から人生をやり直すためには?

借金まみれのギャンブル依存症から人生をやり直すためには、どうしたらよいのでしょうか。

20代ならば、まだまだやり直すことができます。20代よりもっと上の年代から、借金を完済している方だって少なくないのです。あきらめて借金をさらに増やしてしまうのではなく、人生をやり直す方法を考えましょう。

ギャンブル依存症を克服

まず何よりも大事なことは、ギャンブル依存症を克服することです。

借金の原因となったギャンブル依存症を克服すれば、それ以上借金を増やしてしまうことがなくなります。20代のうちならば、まだ簡単に依存症から立ち直ることができます。

投薬治療を行う

ギャンブル依存症の克服方法として、投薬治療を行う方法があります。

ギャンブル依存症による借金はすべて自業自得だと考え、どこにも相談することなく、自分を責めてしまう方も少なくないですが、そんな必要はありません。実は、ギャンブル依存症の方の脳は脳内報酬系の動きが健康な方とは異なっていて、それによりギャンブルから抜け出せなくなっているのです。ギャンブル依存症は病気なのです。

最近、その脳の動きを正常に抑えるためのお薬が登場しており、ギャンブル依存症の克服に使用されています。ギャンブル依存症に心当たりのある方は、病院にかかりお薬をもらうことをおすすめします。

自助グループに参加

また、ギャンブル依存症の克服方法として、自助グループに参加する方法があります。

自助グループとは、同じ問題を持つ者が互いを励まし合いながら、ともに克服を目指すグループです。自助グループには成果が認められていて、依存症の克服にも有効だとされています。ギャンブル依存症には、こんなことで悩んでいるのは自分一人だと思っている方が多く見られますが、実際にはそんなことはないのです。

ひとりで依存症の克服を目指すよりも、克服の成功率をあげるため、自助グループに参加することをおすすめします。

カウンセリングを受ける

また、ギャンブル依存症の克服方法として、カウンセリングを受ける方法があります。

ギャンブル依存症となってしまう原因には、様々なものがありますが、なにか他のことで問題があり、簡単に成功体験を得れるギャンブルにはまってしまったという方が多いです。それをカウンセリングを受けることで、精神のほうの問題を緩和させるというものです。

薬で身体の問題を解決し、カウンセリングで精神の問題を解決し、自助グループによって継続力を上げるというのが、ギャンブル依存症の克服の理想的な流れになります。

債務整理をする

以上によってギャンブル依存症を克服することができたら、それ以上借金を負うことはなくなります。

では、それまでに負ってしまった借金はどうするのでしょうか。自力で返済できる場合はそれでもちろんよいのですが、自力で返済が難しい場合には、債務整理を検討するようにしましょう。

債務整理には、三つの種類がありますので、どんなものかみていきましょう。

任意整理

任意整理とは、弁護士や司法書士などが貸金業者と交渉をし、利息を軽減してもらったり、支払いのスケジュールを長期にしてもらったりする手続きのことをいいます。裁判所を介さないため、比較的行いやすく、最もよく利用される債務整理の方法になっています。

なお、任意整理は借金の支払いを楽にするためだけの手続きなので、借金そのものが減ることはありません。また、ブラックリストに載ってしまうことは覚えておきましょう。

個人再生

個人再生とは、裁判所を介し、借金を3~5年の分割支払いにしてもらい、残りの借金は免除してもらう手続きです。任意整理と自己破産の中間程の債務整理の方法です。借金を原則5分の1程度にまで軽くしてもらえるので、返済の負担が大幅に軽減されます。

ただ、ブラックリストに載ってしまう上に、住所氏名が官報に載ってしまうことは覚えておきましょう。

自己破産

自己破産とは、破産申立書を裁判所に提出し、「免責許可」というものをもらうことで、ほぼ全ての借金をなくしてもらう手続きです。

しかし、自己破産では借金がなくなる代わりに、ブラックリストに載ってしまう上、家や車などの一定以上の価値のある財産は手放すこととなります。また、一定期間職業にも制限があります。メリットが大きい分デメリットも大きな手段ですので、最終手段として認識しておきましょう。

20代ならまだまだやり直すチャンスはある

20代ならば、まだまだやり直すチャンスはあります。

ギャンブル依存症になってしまったとしても、多額の借金を背負ってしまっているとしても、まだあきらめる必要はありません。20代ならば、できることがたくさんあるのです。もし20代でないとしても、簡単にあきらめてしまうのはもったいないです。

まずはギャンブル依存症のことをしっかりと理解し、克服を目指していきましょう。