借金の一本化のメリットとは?銀行のおまとめローンと債務整理どっちが良い?

100万円

借入先が多く返済に困っている人は、借金の一本化について聞いたことがあるのではないでしょうか。借金をまとめることで、返済が楽になると聞いたことがあるかもしれませんね。確かに、借金を一本化することでメリットはありますが落とし穴もあるため、安易に考えずしっかりと把握しておく必要があります。

この記事では、借金の一本化を検討中の人のためにおまとめローンや債務整理について詳しく解説していきます。

借金の一本化と銀行のおまとめローンの違い

色々な場所から借金をしてしまった場合、返済していくことも大変なので、どうにかして返済を楽にしたいと考えますよね。そんなときに役立つのが、借金を一本化することです。

借金の一本化とは、複数の借入先を一つにまとめることを指しています。その代表となるものが、銀行や消費者金融が提供しているおまとめローンです。

一般的には借金の一本化に特化したおすすめローンが有名ですが、必ずしもおまとめローンとして商品を提供しているわけではありません。

銀行の中には別の方法を提供することで、おまとめローンの代替えとして借金の一本化をおすすめしているところもあります。

借金の一本化と債務整理の違い

借金の一本化と債務整理について、違いを正しく理解している人は意外に少ないのではないでしょうか。それぞれ特色などに違いがあるのですが、明確に把握していなければ、いざと言うときに選択を誤ってしまいかねません。

そこで、まずはじめに借金の一本化と債務整理について詳しく見てみましょう。

借金の一本化と債務整理の違いとは?

借金の一本化と債務整理は、そもそも考え方と目的に違いがあります。借金の一本化は、複数の銀行や消費者金融で借金をしている多重債務者が利息を減らす目的で行うものです。借入先が多ければ多いほど、利息が嵩み借金が増えますよね。そのため、借金を一本化して新たな銀行から低利息で借入して返済をしていくことで利息を抑えるのが、借金の一本化の目的です。

借金自体を減らしていくことを考える債務整理とは、根本的に異っています。

債務整理の目的とは?

債務整理の目的は、前述した様に借金自体を減らすことです。債務整理には、任意整理・特定調停・個人再生・自己破産・過払い金請求などがあり、状況に応じて借金を減らす方法も変わってきます。

債務整理は借金が多額になり、今後返済していくことが難しくなった場合に考える方法です。利息をカットしたり、借金を減額したり、最悪の場合には借金をなしにするなどの方法で借金を減らすことが債務整理の目的になります。

【借金の一本化】銀行のおまとめローンをするメリット

銀行のおまとめローンを利用するメリットは、金利が下げられることにあります。一般的なキャッシングローンでは金利が高めに設定されていますが、銀行のおまとめローンは低金利であることが多いのです。

しかも、複数の借入を銀行のおまとめローンで一本化すれば、利息も下がるため結果的に借金の支払総額が少なくなる可能性もあります。また、一本化することで銀行への支払いのみになるため、複数の返済日が1日にまとめられます。そのため、管理がしやすいことも銀行のおまとめローンを利用するメリットです。

【借金の一本化】銀行のおまとめローンをするデメリットデメリット

銀行のおまとめローンを利用すれば、金利が下がり結果的に利息が下がると前述しました。でも、借金総額が減るわけではないということは注意しなければなりません。借金を一本化したことで、支払い回数が増えてしまうとその分の利息が増えるので、支払い総額が増えてしまうこともあるのです。

借金の利息を減らす目的で利用したい銀行のおまとめローンですが、審査が通常のキャッシングよりも厳しいこともデメリットの一つです。パートやフリーターであれば、審査は厳しいと思っておいたほうがいいでしょう。

【借金の一本化】債務整理をするメリットメリット

債務整理をする最大のメリットは、借金自体を減額させることができることです。先に説明した銀行のおまとめローンであれば、利息を減らすことが可能であっても、借金自体の減額はできません。でも、債務整理であれば借金自体を見直すことができるので、借金の返済額を減らすことが可能になります。

債務整理の中でも裁判が必要な自己破産は、必要最低限の生活用品以外、つまりマイホームや車は手放す必要があります。ただ、任意整理や個人再生を選択すれば、財産を残しながら借金を減らすことができるのです。

【借金の一本化】債務整理をするデメリット

債務整理をすれば、借金を減らすことが可能です。ただし、借金が減るという恩恵を受けられる分、返済すべき借金を返済しなかったという社会的信用が失われてしまいます。

債務整理を行うと、最低5年間はローン組むことができません。そのため、現金では購入が難しい金額の大きいマイホームや車の購入は不可能ですね。さらに、自己破産などでブラックリストに載ってしまうと、クレジットカードを作ることもできません。

債務整理には、生活に支障をきたすデメリットがあることも把握しておく必要があります。

銀行のおまとめローンより債務整理をしたほうがいい場合

債務整理と銀行のおまとめローンのメリット・デメリットがわかったところで、気になるのはどちらを選択するべきかではないでしょうか。

場合によっては債務整理を選んだほうがいいこともあるので、ポイントとなる点をチェックしてみましょう。

仕事が安定していない

銀行のおまとめローンのデメリットには、キャッシングよりも審査が厳しいということがありましたね。勤続年数が長い人や安定した収入がある正社員の人であれば、審査に通る可能性は高いです。

逆に、フリーターやアルバイトなど、仕事が安定していない人は審査に落ちてしまう可能性が高いということになります。仕事が安定していない人は、債務整理のほうが向いているでしょう。

借金が500万円を超えている

借金額が大きい場合は、銀行のおまとめローンよりも債務整理のほうが向いています。多重債務で総額500万円を超える借金がある場合は、銀行のおまとめローンを利用しても月々の支払いが大きく、長期間返済が必要です。

債務整理で個人再生を行えば、500万円の借金も100万円ほどにまで減額できる可能性があり、月々の辺来も楽になります。

借金がバレるのは避けたい

銀行のおまとめローンの審査では、銀行によっては会社への在籍確認などが行われることがあります。そうすることで、会社や家族などに借金があることがバレてしまう可能性もゼロではありません。

債務整理の任意整理であれば、必要書類が少なく家族や職場に知られることなく、手続きを進めることができます。

もう何年も返済し続けている

何年にも渡って多重債務により、借金を返済している人もいるでしょう。その場合は、必要以上に利息を払い過ぎている可能性があります。

そこで債務整理の過払い金請求を行えば、多額のお金を取り戻すことができるかもしれません。銀行のおまとめローンを申請するまえに、過払い金請求を行えば支払う借金を減らせる可能性もあるのです。

借金を一本化したいときにおすすめの銀行おまとめローンまとめ

では、借金を一本化したいときにはどの銀行を選ぶのがいいのでしょうか。おまとめローンを利用するときに、おすすめの銀行を紹介します。

スルガ銀行

スルガ銀行は静岡を拠点とする地方銀行ですが、ローンの取り扱いも多いという特徴をもっています。おまとめローンという名のローンはありませんが、代わりにリザーブドプランというカードローンを利用することができます。

リザーブドプランの最大融資額は800万円となっており、借金の一本化にも十分対応可能です。

楽天銀行

一般的にネット銀行は預入の利息が高く、借入の金利は低く設定されています。楽天銀行にも、おまとめ専用のローンをいうものは用意されていません。

しかし楽天スーパーローンは事業資金以外の目的であれば特に使用の制限がなく、おまとめローンとして使用することもできます。最大のメリットは、金利が1.9%~14.5%と低金利なことです。

みずほ銀行

大手メガバンクの中でおまとめローンにおすすめなのが、みずほ銀行です。みずほ銀行でも、おまとめローンに特化したローンプランはありませんが、カードローンを利用することで借金の一本化が図れます。

おすすめのポイントは、最大限度額が800万円であること、そしてネット上で申し込みが完結することです。金利も2.0%~14.0%と低いことも魅力の一つになっています。

プロミス

プロミスは銀行ではありませんが、消費者金融の大手であり金利も良心的なのがおすすめポイントです。

安定した収入があれば、主婦でもパート・アルバイトでも申し込みが可能なので、申請の対象者の幅が広いこともプロミスを利用するメリットになるでしょう。限度額は300万円までなので、比較的少額の借金の一本化におすすめです。

借金の一本化や債務整理はよく考えてから行動に移そう

借金の一本化のメリットや、銀行のおまとめローンと債務整理について紹介しました。もちろん、現在の借金の負担を軽くするという意味では、おまとめローンや債務整理を考えるのはおすすめです。

しかし銀行のおまとめローンにも債務整理にも、メリットだけでなくデメリットもあることを忘れてはいけません。目先のメリットだけにとらわれず、おまとめローンであれ債務整理であれ、借金の一本化はよく考えてから行動に移すようにしましょう。