怪我や病気で借金が返せない時どうすればいい?

怪我や病気で借金が返せない時は、どうすればいいのでしょうか。人生には何が起こるか分からないとはよく言いますが、それはけがや病気も当然当てはまります。自分がどれだけ気を配っていても、避けられないものは存在します。この記事では怪我や病気で借金が返せなくなったときに取るべき行動や、逆にやってはいけない行動について解説していきます。

怪我や病気で借金が返せなくなった

怪我や病気で借金が返せなくなってしまった時、どうすればいいのでしょうか。怪我や病気はどれほど気を付けていても防げない場合もありますし、借金返済のために周囲より努力しているような方ならば、より怪我や病気のリスクも上がってしまうと思います。

怪我や病気で借金が返せない時はどうすればよいのでしょうか。その場合、返済義務は消滅したりするのでしょうか?

怪我や病気でも返済義務は変わらない

結論からいうと、怪我や病気になったとしても、借金は返さねばなりません。返せない状況であっても、返済義務が消えるわけではないのです。

厳しい話ですが、借りた側がけがや病気になったとして、貸した側にとっては知った話ではないのです。どんな状況であろうと、貸してあげたお金が返せないといわれても、ひきさがれるものではありません。お金がないと困るのは誰でも同じですからね。では、けがや病気で借金が返せなくなった時、どんな行動をとるべきなのでしょうか。

まずは借入先に相談

けがや病気で借金が返せない状態になった時、まずは借入先に相談してみましょう。病気などで返せない状態になっても、返済義務自体は免除されませんが、それは義務そのものの話です。貸金業者側が優しさで支払いを延期してくれる可能性がないわけではありません。

なかなか難しい話かもしれませんが、返済延期ができるできないにかかわらず、とにかくまずは借入先に連絡してみることがおすすめです。返済意思があることだけは、伝えておくようにしましょう。

返済を待ってもらえずどうにもならない時は債務整理を検討

けがや病気で借金が返せない状態になったことを借入先に相談してはみたけれど、返済を待ってもらえなかったという場合。この場合はどうにもならないので、債務整理を検討してみることをお勧めします。

債務整理とは、借金を減額してもらったり、借金の返済を長期化してもらったりなど、借金の負担を軽減してもらう行為のことをいいます。代わりに、俗にいうブラックリストに載ってしまうというデメリットがあります。また、ほかにも債務整理の方法によっては追加のデメリットがあるものもあるため、債務整理を行う際には、どの方法をとるかよく考えたうえで選びましょう。

債務整理の種類

けがや病気で借金が返せない状態になってしまい、債務整理をする場合、どのようなものがいいのでしょうか。債務整理には複数の方法があります。

けがや病気で借金が返せないと一言でいっても、けがや病気で借金が返せない状態から近いうちに回復できる見込みのある方や、今後もけがや病気で借金が返せない状態が継続してしまう方など、様々な方がいると思います。あなたの状態では、どの債務整理の方法があっているのでしょうか。

任意整理

任意整理とは、弁護士や司法書士などが貸金業者と交渉をし、利息を軽減してもらったり、支払いのスケジュールを長期にしてもらったりする手続きのことをいいます。裁判所を介さないため、比較的行いやすく、最もよく利用される債務整理の方法になっています。

裁判所を介さない手ごろさから、けがや病気で借金が返せない状態になってしまい、債務整理をする場合にも行いやすい方法であるといえるのでしょうか。けがや病気で借金が返せない状態から、近いうちに回復する見込みのある方にはおすすめできる方法です。

なお、任意整理は借金の支払いを楽にするためだけの手続きなので、借金そのものが減ったりすることはありません。けがや病気で借金が返せない状態から回復する見込みがない場合や、けがや病気で借金が返せない状態が長いこと続く場合などには難しい方法です。

個人再生

個人再生とは、裁判所を介し借金を3~5年の分割支払いにしてもらい、残りの借金は免除してもらうという手続きです。任意整理と自己破産の中間くらいの債務整理の方法というわけです。借金を原則5分の1程度にまで軽くしてもらえるので、返済の負担が大幅に軽減されます。けがや病気で借金が返せない状態から、近いうちに回復するのが難しい方にお勧めの方法です。

しかし、裁判所を介す手間がかかる上に、住所氏名が官報に載ってしまうため、簡単に選択すべき手段とはいえません。けがや病気で借金が返せない状態から、近いうちに回復する見込みのある方にはあまりおすすめできません。

また、借金を大幅に軽減してもらえるとはいえ、借金をなくしてもらうことはできません。そのため、けがや病気で借金が返せない状態から回復する見込みがない場合や、けがや病気で借金が返せない状態が長いこと続く場合などには難しい方法です。

自己破産

自己破産とは、破産申立書を裁判所に提出し、免責許可をもらうことで、ほとんど全ての借金をなくしてもらう手続きです。債務整理中、最もメリットもデメリットも大きな手段になっています。自己破産では借金がなくなる代わりに、一定以上の価値のある財産は手放すこととなります。家や車などですね。また、一定期間職業にも制限があります。

上記のようにデメリットの大きな債務整理の方法なので、けがや病気で借金が返せない状態から近いうちに回復する方や、けがや病気で借金が返せない状態でもどうにか返済する手立てがある方には、おすすめできません。

けがや病気で借金が返せない状態から回復する見込みのない方や、けがや病気で借金が返せない状態が長期間続く方など、他の債務整理の方法では難しい方向けの方法であるといえるでしょう。債務整理の最終手段として認識しておいてください。

絶対やってはいけないこと「何もしない」

危険

けがや病気で借金が返せない状態になってしまったとき、最もやってはいけないことは「何もしない」ことです。

借金を返済しないまま何もせずにいると、けがや病気で借金が返せない状態であろうとなかろうと、借金を返済する意思がないとみなされ、裁判を起こされてしまう可能性があります。最悪の場合には、強制執行が行われ、差し押さえをされてしまうかもしれないのです。けがや病気で借金が返せない状態になったとしても、返済意思だけは必ず伝えるようにしましょう。

借金は怪我や病気でも多めに見てくれない

借金は、怪我や病気でも多めに見てはくれません。けがや病気で借金が返せない状態になってしまったとしても、借金には返済義務があるのです。

しかし、けがや病気で借金が返せない状態になってしまったとしても、なにもしないままにしておくのは最もやってはいけないことです。まずは借入先に電話をし、事情を話して返済意思を見せましょう。また、それでだめだった場合や、それだけでは解決しない場合には、債務整理を検討しましょう。