ギャンブルで借金500万円!膨れあがった借金はどうすればいい?

ギャンブル

ギャンブルは趣味の一環としてやるもので、決して自分の生活を壊してまでするものではありません。しかし、理性が効かず気が付いたら借金が膨れ上がっていたという、ギャンブル依存症の人は少なくありません。

今回は、ギャンブルで500万円もの借金を作ってしまった場合の対処法について、詳しく解説していきたいと思います。

ギャンブル依存症になると金銭感覚が麻痺する

ギャンブルは遊びの範疇であれば問題ありませんが、中にはそのギャンブルに依存してしまう人もいます。いわゆるギャンブル依存症で、こういった人は自分の使えるお金は、全てギャンブルに費やします。

そして、生活に必要なお金も全てギャンブルに回すのです。ギャンブル依存症の人は、その金銭感覚の欠如により生活はおろか自身の人生まで壊す可能性があります。

ギャンブルでの借金が500万円に増えるまで

ギャンブルで、500万円もの借金に膨れ上がるということは、おそらくギャンブル依存症である可能性が高いです。ギャンブル依存症の人は自分で使えるお金を全てギャンブルに費やして、その結果生活できるお金がなくなり、消費者金融などで生活費として借入をするというケースから始まることが多いです。

それが常習化して、少しずつ借金が増えていく中、生活費ではなくギャンブルで使うお金としての借入も増え、結果500万円という借金が出来上がります。借金が多額になると、金利も増えるし、当然月の返済額も増えます。

しかし、ギャンブル依存症なので、お金の優先順位がギャンブルに勝るものはないことから、返済することはなく、借金地獄となります。ギャンブル依存症の怖い部分は、悪手に悪手を重ね、結果悪循環にしかならないことです。

500万円の借金は返済可能か

500万円という借金は、容易に完済できるような金額ではないですが、実際完済にかかる期間とそれまでの金利はどれくらいになるのでしょうか。借金500万円の5年で完済するとして、また金利を14%と考えた場合、利息分だけで約200万円、毎月の返済額は約12万円弱となります。

借金の返済において、確かに毎月の返済額を抑えれば日々の生活は楽になります。しかし、それでは完済までの期間が長期となる上、金利が高額になってしまうというデメリットがあります。それを考えた上で、自分の収入に見合った返済計画を立てることが非常に重要となります。

借金返済が難しいなら債務整理を行う

返済計画を立てて、毎月返済に尽くしているが、やはり500万円という借金は多額であるので、辛いという人は債務整理という方法を検討しましょう。借金が減額になったり、場合によってはゼロになる可能性があります。

債務整理の方法について、詳しく解説していきます。

任意整理

任意整理とは、借金について借入先と交渉した上で、利息のカットや返済計画の相談に乗ってもらうことができます。通常、こういった借金に関する交渉は、弁護士などの仲介人が入り行われますが、任意整理ではマンツーマンで行われます。

一般的に5年以内での完済を目的とした債務整理の方法の一つなので、債務者には安定した収入が求められます。しかし任意整理では、比較的少額な借金によるケースで利用されることが多く、500万円のような多額の借金においては、任意整理では弱い印象があります。

どちらかといえば、大きな減額が見込まれる個人再生、借金の免責が認められれば借金がゼロになる自己破産のような債務整理が、500万円という多額の借金を解決する手段といえます。

個人再生

個人再生とは、借金の金額の上限が5,000万円までと決められています。一般的に考えられる借金の金額では中々ないような数字なので、ここは問題ありませんね。

個人再生では、任意整理と比べ借金の減額が大きく、最低弁済額というものがあります。おおよそ借金総額の1/5と言われており、この場合でいうと500万円が100万円になるということで、かなり返済が楽になります。

返済期間は3年で、場合によっては5年となります。個人再生は、500万円という借金を完済していく上で、非常に効果的な債務整理といえます。

自己破産

任意整理の中でも借金の減額率でいえば、一番なのがこの自己破産です。自己破産という言葉自体は、おそらく多くの人が聞いたことがあるとは思います。

自己破産は、簡単にいうと借金がゼロになる債務整理の方法の1つです。それなら借金を色々なところからしていまって自己破産すればいいんじゃないのって思うかもしれませんが、そんなにうまい話はありません。

自己破産するには、免責というものが認められる必要があり、免責は要するに借金の原因で、投資などは免責は下りず、ギャンブルも同じように思えますが、認められる可能性はあります。そのため、免責が認められることが前提ですが返済の目途が全くない収入の乏しい人には最も効果的な債務整理の方法となります。

ギャンブル依存症のままだと同じことの繰り返しになる

ギャンブルで500万円の借金を作り、債務整理によって借金の完済に至ったとしても、もとよりギャンブル依存症が解消されていない場合は、再び借金地獄になる可能性が高いです。ギャンブル依存症は心の病気であり、自然治癒は難しいので、役所で運営する福祉センターや病院の精神科などで治療する必要があります。

せっかく借金を清算しても、お金に対する気持ちや管理が以前と変わらなければ、意味はありませんよね。できれば、債務整理中にギャンブル依存症による治療を済ませて、完治させておきたいものです。

ギャンブル依存症の治療

ギャンブル依存症は、れっきとした心の病気です。自然治癒には、本人の相当強い精神力がなければあり得ません。なので、ギャンブル依存症という病気の完治を目指すべく、治療に最たる手段を検討しましょう。

入院して治療する

やはり毎日生活していれば自由に行動することができるので、ギャンブルをするという行為が安易にできてしまいます。入院することでその行動は制限されますし、ギャンブルのない生活を送ることで考え方自体を改めることができます。

病院の先生によるカウンセリングなどの治療を常に受けることができますし、ギャンブル依存症と闘うには非常に良い環境といえます。

薬物療法

ギャンブル依存症に薬物療法?と思った人は多いとは思います。確かに、ギャンブル依存症は心の病気ですから、実際それ自体に効く薬はないのです。

この場合の薬とは、主にギャンブルがしたいという興奮状態を抑えるもので、直接的にギャンブル依存症に効くというものではありません。このように結局は本人次第なので、ギャンブル依存症は治療が難しいと言われているのです。

カウンセリングに通う

精神的な病気に対しては、カウンセリングと呼ばれる診療を行います。カウンセリングとは、肉体的な病気に対して行う治療とは違い、主にメンタルケアということになります。

ギャンブル依存症の人には、ギャンブルの危険性や依存することの怖さなどを教えます。また、現在の状況や今後の目標など、ギャンブル依存症完治に向けて、患者のヒアリングも行います。

ギャンブルの借金は繰り返す可能性が高い

ギャンブルで借金が500万円になったという人は、ギャンブル依存症である場合が多いです。この場合、まずは現状の収入で返済していけるのかを確認することが大事です。

仮に難しいのであれば、早急に債務整理を選択し、借金完済の目途をつけましょう。その場合は、債務整理中にギャンブル依存症の治療を受けるなどして、完治を目指すことが必要です。なぜなら借金完済しても、ギャンブル依存症であれば、再び多額の借金を抱えてしまう可能性が高いからです。