65歳以上の方がキャッシングやカードローンでお金を借りることはできるのでしょうか。
借り先は銀行系と消費者金融各社で、金利やサービス内容にどのような違いがあるのでしょうか。
この記事では65歳以上が利用できるオススメのキャッシング・カードローンについて解説していきます。どこでキャッシングすればいいか悩んでいる方は必見です。
65歳以上でもキャッシング・カードローンは利用できる
少し前の時代ではキャッシングや、カードローンは65歳が審査における上限年齢の境目となり、65歳以上となると消費者金融しか選択肢がありませんでした。
しかし、最近では65歳以上でも銀行カードローンなど等の、上限年齢が引き上げられ、キャッシングやカードローンといったサービスが利用できるようになっています。
今回は65歳以上でも利用する事ができる、キャッシングとカードローンについて確認していきましょう。
65歳以上OK!おすすめの銀行系キャッシング・カードローン
これからキャッシングか、カードローンで借り入れを検討されてる方の為に、銀行系カードローンの中でもオススメの4社を紹介していきます。ただし年金収入のみの方は審査に通らない可能性があるので注意してください。
元々銀行系カードローンは審査基準が厳しく、また年金とは別の安定した収入がある人と注意書きがある場合がありますので申し込み前に確認しましょう。
じぶん銀行
- 金利 2.2%〜17.5%
- キャッシング限度額 10〜800万円(10万円単位)
- 対象年齢 20〜70歳未満
じぶん銀行とは、KDDIと三菱UFJ銀行の共同出資によりできたネット銀行となります。そのため、すべての手続きがネットで完結できる為、スマホ1つで簡単にお申込みできます。
また大手の合同出資により低金利でのキャッシングが魅力的です。
三井住友銀行
- 金利 4.0%〜14.5%
- キャッシング限度額 10〜800万円
- 対象年齢 20〜69歳未満
メガバンクである三井住友銀行となると、安心感といった面では随一です。
しかし100万円以内の融資となると最大の14.5%が適用される所は気になるところです。65歳以上で初めてカードローンを使用たいけど不安があるといった方にオススメです。
オリックス銀行
- 金利 1.7%〜17.8%
- キャッシング限度額 10〜800万円(10万円単位)
- 対象年齢 20〜69歳未満
オリックス銀行もネット銀行となり、特徴となるのが業界でも最低水準である下限金利1.7%が魅力となります。
しかし上限金利も17.8%と高く消費者金融と並びます。他には提携ATM約99000台での取引手数料は全て無料となります。
ジャパンネット銀行
- 金利 1.59%〜18.0%
- キャッシング限度額 1000万円
- 対象年齢 20歳〜70歳未満
ジャパンネット銀行もネットでの手続き全てが完結しやすく使い勝手としては申し分ありません。
キャッシング上限額が1000万円ととても魅力ですが、多くの人は1000万円をカードローンで借りる事はありません。
小口でのキャッシングとなると金利が18%となってしまうところが注意点ですが、ネット銀行の利便性を考慮すると十分なサービスです。
銀行系より消費者金融の方が借りやすい
業務の違いにより消費者金融のほうが借り入れをしやすくなっています。
その業務の違いですが、消費者金融はキャッシングの返済利息が主な収入源となっているのに対して、銀行では住宅ローンの利息や預金の資産運用、株の配当金、振込手数料等と収入元が複数あり、それぞれの事業で利益を確保できています。
多くの人にお金を貸す事で、回収ができなかった時のリスクも大きくなりますね。
つまり、銀行は他の事業での利益が確保できていますので、必要以上なリスクを軽減する為に審査を厳しくし、消費者金融では幅広くお金を貸すことで利益を確保していますので消費者金融の方が、借り入れをしやすくなっています。
65歳以上でも利用可能な消費者金融
65歳以上でも利用できる銀行系カードローンと、消費者金融でのキャッシングだと金利面等においてどのような違いがあるのか非常に気になりますよね。
まず、消費者金融でキャッシングをする事での各社共通のメリットをご紹介します。
- 申し込みから審査までのスピードが早い
- 申し込み審査が通りやすい
- 新規申し込み後初回利用に利息無料期間がついている
ほとんどの消費者金融で共通しているメリットですので先に紹介させていただきました。
では、消費者金融大手5社についてまとめてみましたので確認していきましょう。
レイク
- 金利 4.5%〜18.0%
- キャッシング限度額 1〜500万円
- 対象年齢 20〜満70歳
レイクの最大の特徴として、手数料が無料、カードレス対応となります。他の消費者金融では手数料が発生するケースが多いため、頻繁に消費者金融を利用する場合には手数料無料は助かります。
レイクALSAの公式アプリe-アルサを利用すれば全国のセブン銀行でカードがなくても取引することができます。
プロミス
- 金利 4.5%〜17.8%
- キャッシング限度額 1〜500万円
- 対象年齢 20〜69歳以下
プロミスは他の消費者金融に比べて上限金利がわずかですが低く設定されています。
アコム
- 金利 3.8%〜18.0%
- キャッシング限度額 1〜800万円
- 対象年齢 20〜69歳以下
アコムの特徴は「楽天銀行なら24時間対応、カードローン付きクレジットカード、女性専用ダイヤルサポート、三菱UFJファイナンシャルのグループ会社」となります。
豊富なサービスがあり、メガバンクのグループ会社となると信頼度の面で安心感があります。
SMBCモビット
- 金利 3.0%〜18.0%
- キャッシング限度額 1〜800万円
- 対象年齢 20〜69歳以下
SMBCモビットでは新規申し込みの際にウェブサイトの登録のみで完結する事ができます。このサービスは他の消費者金融にはなく、SMBCの最大の特徴となります。
勤務先への電話連絡が必要ない事で、会社の上司や同僚に知られるリスクがありませんので非常に人気のサービスとなっています。
他の消費者金融とは異なり、無利息サービス期間がありません。
アイフル
- 金利 3.0%〜18.0%
- キャッシング限度額 1〜800万円
- 対象年齢 20〜69歳以下
アイフルにはおまとめMAX、かりかえMAXといった2種類のおまとめローンのサービスが特徴的です。このおまとめローンのポイントとして総量規制の対象外となるのが非常に利便性があります。
総量規制とは、消費者金融での利用限度額は年収の3分の1までとありますが、この2つのおまとめローンでは適用外となりますので、いざといった時には非常にたよりになります。
なぜ年齢制限があるのか
消費者金融も銀行もお金を貸すことで商売をしています。
なぜ年齢制限が必要になるのかですが、65歳以上となると既に定年退職により安定した収入が見込めない事と、高齢になると急病などにより返済が難しくなったりと、貸したお金を回収できないリスクが若い世代に比べて圧倒的に高く、貸し倒れされる事は赤字に直結しますので、リスクの軽減の為年齢制限を各社設定しています。
どんなにお金に困ってもヤミ金には絶対に手を出さない
ヤミ金業者とは、貸金業として登録をせずに違法である高金利にてお金を融資してくる業者となります。
よく勘違いされている方も多いのですが、消費者金融とヤミ金業者は全く別物です。消費者金融は合法的な会社ですので心配はありません。
ヤミ金業者でお金を借りることに何もメリットはありません。
65歳以上でお金を借りる事ができなくてヤミ金業者しか手段がないそんな時でも絶対に借りてはいけません。
様々な方法でお金を搾取されつづけてしまいます。
銀行、消費者金融でキャッシングできなくて生活ができない…そういった時にはヤミ金ではなくて、生活保護の申請や年金担保貸付融資など様々に方法はありますので、ヤミ金からは絶対にお金を借りないでください。
キャッシング・カードローンは計画的に利用しよう
65歳以上でも利用できるキャッシングや、カードローンについて一通り確認できましたか?
各社により様々なサービスの違い、金利等とありますが現在の自分の状況と照らし合わせどこで、借り入れをするか参考にしてください。
それはそうと、キャッシング・カードローンを計画的に利用できずに破産している方も多くいますので、計画的に利用することは必ず心がけましょう。