借金を任意整理したら連帯保証人にはどんな影響がある?【影響を最小限にする方法は?】

借金の返済が苦しくなったときは、債務整理という借金の解決方法があります。中でも、任意整理という方法は、債権者との話し合いによって、利息のカットが認められることがあります。

しかし、その場合連帯保証人にその減額分の請求がいくことになるので、注意したいところです。今回は、任意整理することによって、連帯保証人にどのような影響があるのか、について詳しく解説していきたいと思います。

任意整理をするだけでも連帯保証人に影響がある!

借金に困った場合、債務整理という方法を取ることができます。しかし、債務者が債務整理を行うと、債務整理の種類によっては、債権者は連帯保証人にその請求を移します。

その場合、連帯保証人にあまり迷惑をかけることなく、比較的容易に行えるのが、任意整理になります。個人再生や自己破産のような、減額幅ではないですが、債権者との話し合いによって、スムーズに進められます。

▼連帯保証人の責任とは・・・?
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任意整理の意味合いとは

任意整理とは、債務者が借金の返済に困窮した場合に行う、合法的な返済方法になります。任意整理によって、債務者は利息のカットや借金の減額が可能になり、円滑な返済を行うことができます。

債務整理の種類によっては、債権者が応じなければならないものもあり、必ずしもできるというものではありません。また裁判所を通さなければいけないものもあるので、債務整理は決して簡単にできるものではないのです。

連帯保証人と保証人の違い


借金においては、保証人と連帯保証人という言葉をよく聞きますが、具体的にどのような違いがあるのか、気になります。互いに、債務者の代わりに、借金の返済しなければならない立場には変わりはありません。

保証人の持つ権利

保証人は、催告の抗弁・検索の抗弁・分別の利益という、3つの権利を主張できます。

催告の抗弁とは、債権者から借金の請求があった場合に、その請求を債務者に向かせることができます。検索の抗弁とは、債務者の財産の差し押さえを主張することができます。分別の利益とは、債務者の債務を保証する際に、保証人が複数であった場合、その債務を人数で平等に分けることができます。

これらの権利は、保証人にとっては非常に都合の良い権利になっています。

連帯保証人の持つ権利

連帯保証人の持つ権利は、保証人とは違い、非常に窮屈なものです。まず保証人が主張できる上記の3つの権利は、いずれも主張することはできません。

なので、借金の請求があった場合は、拒否できないので、場合によっては全額返済しなければならないことになります。また連帯保証人は、債務者の全ての責任を負うという責任があり、その債務から逃げることはできません。

任意整理した時の連帯保証人への影響


債務整理の中でも、任意整理は比較的容易に行うことができる方法です。債権者との話し合いによって、利息などのカットを応じてもらえることがあります。

そうなれば、債務者も従来よりは返済が楽になり、債権者も返済を続けてもらえるので、借金の回収不能となるリスクが減ります。しかし、カットされた利息は債権者にとってはマイナスなので、できれば取り返したいと思います。

そこで債権者は連帯保証人に、そのカットされた利息を請求することがあります。任意整理する際は、整理する借金を選べるので、できれば連帯保証人のついていない借金を選択することで、連帯保証人に迷惑をかけることはないです。

連帯保証人と連名で任意整理することのメリット


債務者が単体で、任意整理を行うと、どうしても連帯保証人に迷惑が掛かってしまいます。なので、債務者と連帯保証人が連名で任意整理を行うことで、連帯保証人に減額分の請求がいくことはなくなります。

本来、連帯保証人は、債務者が返済できなくなった場合にその責任を問われます。しかし債権者によっては、債務整理によって減額された分の請求を連帯保証人にすることがあり、そうなると性質上、連帯保証人はその請求を拒否できません。債務者がどうしても任意整理したいということであれば、連帯保証人と連名で申請するのが良いかと思います。

連帯保証人と連名で任意整理することのデメリット


債務者と連帯保証人が連名で任意整理をすることによって、その減額分の請求が連帯保証人にいくことはなくなりますが、当然デメリットもあります。それは、債務者はもちろん連帯保証人も、信用情報機関に登録されることです。

いわゆるブラックリストというもので、向こう5年は、ローン組みやクレジットカードの作成ができなくなります。こういったデメリットを踏まえた上で、最善な方法を考えていきたいですね。

悩んだときは専門家に相談しよう

任意整理を行うべきか悩んだら、一度専門家に相談してみましょう。

借金問題を多く見てきた専門家のアドバイスはきっと役に立つはずです。

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【まとめ】連帯保証人への影響を最小にしたいなら任意整理は避けよう

任意整理という方法は、債務整理の中でも、容易に行える方法で、利息カットというメリットもあるので利用者は多いです。しかし、連帯保証人に迷惑がかかってしまうことがあるので、任意整理する際には十分気を付けていきたいところです。

債務者と連名で任意整理を行うと、その請求が連帯保証人に向くことがなくなりますが、ブラックリスト入りしてしまうというデメリットもあります。なので、任意整理を含む債務整理をする前に、一度債務者と連帯保証人がその方向性を話し合う必要があると思います。

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