元夫の連帯保証人になっていた場合離婚したらどうなる?【支払い義務があるor無い】

離婚した相手の連帯保証人になっていた場合、離婚を理由に連帯保証人から外れたいと思うのが普通です。

さて、離婚した場合は連帯保証人から外れ支払い義務はなくなるのでしょうか?今回はこの疑問についての解決方法を詳しく解説していきます。

借金の連帯保証人の意味合い

まず初めに重要なこととして借金の連帯保証人となった場合、債務者と同様の支払い義務を負うことになります。

何故かというと、連帯保証人は債務者と契約しているのではなく債権者と契約しているからです。さらに債権者は債務者と同様、連帯保証人に対していかなる時でも借金を請求することができます。

そのため連帯保証人は請求を拒絶することができません。

離婚したら元夫(元妻)の借金の連帯保証人から外れる?

最初に結論から言うと、残念ながら離婚を理由に借金の連帯保証人から外れることはできません。一度連帯保証人になってしまったら借金を返し終わるまでその責務から逃れることは非常に難しくなってしまいます。

離婚し、元夫(元妻)と無関係になったわけですから連帯保証人から外れたいと思うのは当然でしょう。

しかし前述の通り、連帯保証人は元夫(元妻)と契約しているのではなく債権者(銀行)と個人的に契約しているので、連帯保証人と債務者当人の間柄についてどうなろうとも債権者側は関係ないわけです。

借金の連帯保証人から外れる方法はあるの?

税金滞納

借金の連帯保証人から外れる方法はあります。しかし、銀行との話し合いの結果連帯保証人から外れることができる可能性があるだけで確実な方法ではありません。

どのような方法があるかというと次の三つの方法があります。

  • 自分の代わりとなる連帯保証人を連れてくる。
  • 元夫(元妻)名義で借りれるローンに乗り換える。
  • 借金相当分の担保をする。

借金が相当ある場合、代わりの連帯保証人を連れてくることは困難です。

債務者本人一人の名義で借りることのできるローンに乗り換えれば連帯保証人の責務からは逃れることができます。また、借金相当分の固定資産を担保として抵当し銀行と話し合うと連帯保証人から外れる場合があります。

離婚した元夫(元妻)が借金の支払いをしていない時の対処法

離婚後に連帯保証人のもとへ銀行から請求が来るのは離婚した相手が支払いを拒絶した場合です。

無関係だと思っていた自分のところへ思いもよらない借金が舞い込むわけですから連帯保証人の新しい人生にも大きな影響を与えてしまいます。

それではこのように離婚した相手が借金の支払いをしていない場合はどのように対処すればよいのでしょうか?

話し合いの場を設ける

離婚後になるべく早く離婚した相手と借金の整理についての話し合いの場を設けることが理想となります。

はやめに対処しておけば離婚した相手が借金の支払いが不可能になり支払いを拒絶することがないのですから、早めにローンのもととなる家などを売却するなどの処置をしましょう。

場合によっては債務整理などの選択もあります。

債権者と話す

お金お借りている銀行などの債権者と話し合うことも大事になってきます。

連帯保証人の場合、債権者との話し合いで分割払いなどの交渉が可能になることがあります。

これを期限の権利といい、返済期限までは借金を支払はなくてよい権利のことです。期限の権利によってこのように分割での返済ができるわけです。

しかし借金の返済を3~6か月滞納してしまうと期限の権利が失われてしまい、一括での請求がされてしまうため注意しましょう。

債務整理できるか確認する

上記のように債権者と話し合って分割での返済の交渉を行ったとしても支払いができなくなってしまう場合があります。

そのような時には最終手段として連帯保証人も債務整理するという選択肢が出てきます。債務整理をすると債務を減らすとができたり、無くしたりできるので借金に関する問題を解決することができます。

一度自己破産してしまうと一定期間つけない職業があったり居住移転が制限されたり、他にも様々なデメリットがあるため注意しましょう。

借金返済の目処が立たない時は早めに債務整理を考えよう

速めに債務整理をするというのも一つの手であります。自己破産をして免責許可が下りると借金の支払い義務がなくなるため借金がゼロになります。

さらにm自己破産をすることで借金が払えなかった場合の債権者からの財産の差し押さえなどの強制執行から逃れることができます。生活していける最低限度の財産は手元に残るため新たなスタートを切ることができます。

大事になる前に債務整理をして最悪の事態から回避するのも有効な手段です。

【まとめ】借金の連帯保証人でも債務整理が可能!

借金の連帯保証人となってしまった場合は簡単に連帯保証人から外れることはできません。

しかし代わりの連帯保証人を連れてきたり、借金相当分の担保をし債権者と話し合うことで連帯保証人の責務から逃れることができる可能性があります。

離婚した相手が借金を払っていなかった場合は、借金の支払い義務がすべて連帯保証人に請求されるため早いうちに債務整理をするという選択肢もあります。

自己破産にはデメリットもありますが得られるメリットも大きいので検討してみてはいかがでしょうか。