配偶者に借金がバレたら離婚?慰謝料や養育費、親権はどうなるの?

配偶者に借金がバレたら離婚?慰謝料や養育費・親権はどうなるの?

借金をしてしまい、それを隠していたのに配偶者にバレてしまったときは離婚になるのでしょうか。

もし借金を隠していたことが原因で、離婚になってしまったときに慰謝料が発生するでしょうか。子供がいる場合、養育費や親権はどうなってしまうのでしょうか。

非常に気になる問題だと思います。この記事では、これらの問題についてどう、配偶者に借金がバレたら離婚となるのか、について紹介します。

配偶者に借金があったらどう思う?

配偶者の借金に対してネットの反応は?

離婚騒動も一段落したので、そろそろつぶやきはじめます。5年間、生活費振り込む振り込む詐欺にあい、しまいには借金が発覚し離婚しました。1000万ほど課金+パチンコに注ぎ込んでた元旦那、病気すぎて引いてます。

@aso_jayo さん(太字赤字は筆者注)

旦那さん①との離婚の原因は借金と暴力。 証拠集めのために彼がお風呂に入っている時に彼が使用していたアタッシュケースのロックを0000から順に解除しようとして06○○で解除成功。 借金が数百万あることを知り離婚を切り出した。

@RQiTjvc5P8Ceh1zさん(太字赤字は筆者注)

2年前嫁がパチカスになって貯金使い込み
それでも足りず借金作り
そして借金返済のためウリをやっていたので離婚した

匿名掲示板より(太字赤字は筆者注)

ネット上では、配偶者の借金に対して厳しい意見が多く見られました。

旦那さん、奥さん、どちらが借金を作った場合でも離婚を選択するケースが散見されました。

配偶者に借金がバレて離婚になるのは珍しい話では無い

結婚に関わる

配偶者に借金がバレた場合、対応の仕方によっては離婚となる可能性があります。借金を絶対に隠さず、相手に相談することが大事になります。

借金がばれても離婚にはならないと考えている人もいるかもしれません。

しかし借金が隠していたことが原因で、夫婦の絆が崩壊し離婚につながってしまう場合もあります。最終的には、裁判となるパターンもあるので、配偶者に借金を隠さないようにすることがポイントです。

離婚には3パターンあり、借金を理由に離婚は可能

どの選択肢を取るべきか悩む

離婚のパターンは、協議離婚、調停離婚、裁判離婚の3つがあり基本的に夫婦の同意があれば離婚が可能です。

夫婦の一方が離婚に応じなければ調停離婚となります。調停離婚は、調停委員が間に入るため冷静な話し合いが可能です。調停書が作られるので、相手が養育費などを支払わない場合差し押さえができるようになります。

万が一相手が調停でも応じない場合は裁判を行います。最終的に裁判で認められれば離婚ができます。

裁判離婚でも借金は離婚の理由として認められるのか

借金は、裁判で認められる可能性があります。まずは、離婚できる5つの要件を説明します。

  • 相手が第三者との不倫関係をもつなど不貞行為などがあったとき
  • 生活費を渡さないなどの共同生活の遺棄があったとき
  • 配偶者が3年間連絡がとれないなど生死不明のとき
  • お互いの意思が尊重できないほど回復の見込みがない精神病にかかったとき
  • ギャンブルなど婚姻関係を継続しがたい重大な事由があること

借金は婚姻関係を継続しがたい重大な理由に当てはまる可能性があり、特に夫が風俗通いなどの浪費により借金をしていたようなケースだと離婚が認められやすくなります。

しかし弁護士に債務整理の手続きなどをするなど生活を再建しようとしている場合は、破綻しているとは認められにくい可能性があります。

借金がバレて離婚になっても、借金をしていた事実自体では慰謝料は発生しない

希望通り

借金がバレて離婚になっても、借金をしていた事実について慰謝料が発生するわけではありません。

慰謝料が発生する場合は、相手に浮気をされたなどの民法上違反があったときです。借金自体では、法律上の違反行為にならないので慰謝料を請求することができません。

相手が払いたいと言ってきた場合は、慰謝料をもらうことができます。慰謝料については確実にもらうために公正証書を作ることをおすすめします。

借金がバレて離婚になっても、養育費の支払い義務はある

借金が原因の離婚でも養育費の支払い義務があります。離婚をしても親子の関係は長く続きます。親は未成年の子供に対して扶養しないといけません。

基本的に満20歳になるまで養育費を支払う義務があります。しかし借金で困窮していて生活するので精一杯の場合は養育費の支払いを遅らせる選択肢も用意されています。

借金がバレて離婚になったとき、親権がどうなるのか

悩む

借金が原因で離婚の場合、必ず借金をしていない親に親権が認められるとは限りません。しかし借金は親権を決める時の重要な要素の一つとなります。

親権を考える時には、少なからず借金をしている側が不利になります。子供が15歳以上の時は、基本的に子供本人の意思を尊重します。

借金がバレて離婚になったら、配偶者にも返済義務はある?

①配偶者にも返済義務があるもの

配偶者が保証人になっている場合、返済義務が発生します。保証人は債務者と同様の返済義務を負うことになります。夫婦でも安易に保証人にはならないことが大事です。

②配偶者には返済義務がないもの

配偶者が保証人になっていない場合です。また配偶者に勝手に保証人にされており、借入に同意をしていない場合は返済義務が解除される場合があります。

借金がバレて離婚を切り出されたら、弁護士に相談するのもあり

流れ

借金が原因で離婚を切り出された場合は、弁護士に相談するのがおすすめです。弁護士の中には、離婚問題に精通している弁護士もいます。

借金のトラブルで切り出された場合、お互い冷静に話し合いができない場合も多いといいます。夫婦で話し合う時に弁護士にサポートしてもらえれば円滑に話し合うことができるので弁護士に相談することがおすすめです。

借金がバレたことで離婚になると、更なる追い打ちが来る可能性もある

借金がバレて離婚になると、今まで一緒だった家族が突然ばらばらになってしまいます。借金を返す経済的な負担ばかりか、精神的な負担にもなります。

借金の存在を隠すことは、夫婦の関係を壊してしまう可能性があります。借金の隠しごとは絶対にしないことをおすすめします。

お金に困ったら、借金をするのではなくまずパートナーに相談することが大事です。