500万円の借金がある場合、返済するにはどうしたら良い?

500万円というと、年収500万円が若い社会人の目指す最初のラインとも言われているくらいですから、とても大きな金額だと思います。

これが貯金ならいいのですが、もしも借金だった場合は完済するにはかなりの努力が必要でしょう。しかしかなりの努力と言っても、具体的にどんなことをしていけば良いのでしょうか。

この記事では、500万円の借金がある場合の返済方法について、詳しく解説していきたいと思います。

500万円の借金を返済するのは茨の道

500万円の借金を返済するには今の生活を捨てる覚悟をする必要があります。具体的には毎月10万円ずつ返済したとしても、完済には元金だけでも4年強の期間が必要になります。支出を極限まで切り詰めて、何が楽しいかわからないほどの苦しい苦しい生活を送らなければいけないのです。

500万円の借金を自身の手で返済するということは、それくらい大変なことだということをまず認識しなければなりません。

500万円の借金を返済するために必要なこと

500万円の借金を返すためには、生活の根本的な見直しが必要になります。

まず第一に、大きい買い物は諦めなければならないでしょう。加えてそれまでは時々していたかも知れない贅沢も、一切できないと考えた方が賢明です。徹底的に切り詰めていき、自分でも想像のつかないレベルまで、生活レベルを落とすことが求められてきます。

一生懸命働いて、生活も質素倹約に努めていくという途方も無い努力を数年続けられる覚悟があるのならば、500万円の借金を完済する日も来るでしょう。

500万円もの借金は、返済より債務整理を考えた方がいいかも

500万円という借金を返すためには、少しでも返済に充てる額を増やすために売れるものは何でも売ってしまうことが必要になってくる可能性もあります。持ち家や車などの財産も、売却し返済に充てることも検討しましょう。

しかしそれでも売れるものがなくなってきた場合、債務整理という選択も検討する方がいいのかもしれません。500万円分の財産など、そうそう持ち合わせている人は多くありません。

500万円の借金で行うべき債務整理はどれなのか

借金には債務整理という解決法があります。しかし債務整理の中にも色々な手段があり、果たして500万円の借金がある場合は適切な債務整理はどれでしょうか。例えば債務整理の中には任意整理という方法もありますが、500万円という高額な借金の解決方法としては不向きになります。

ここでは任意整理以外の債務整理の手段である、個人再生と自己破産について解説していきます。

個人再生

訴訟中でも利用できるのが個人再生です。個人再生をすると相手が持つ強制執行の権限はなくなり、判決がでても不利益がありません。個人再生は相手が任意整理などに応じてくれない場合に、とても効果的な方法といえます。

自己破産

裁判を起こされた後でも利用できるのが自己破産です。自己破産は同時廃止あるいは管財事件のどちらになるかで、裁判の取り扱いが変わります。同時廃止の場合は個人再生と同じ扱いになり、管財事件の場合は、破産手続きの決定と同時に訴訟が中断します。

そして免責になった場合は、どちらの場合でも借金はなくなります。

500万円の借金を債務整理した場合、周囲にバレないか

債務整理は借金の解決法としては有名ですが、債務整理をしたことが周囲にバレないか気になりますよね。最初に気になるのが、果たして今勤めている職場に債務整理がバレないかどうかではないでしょうか。

自己破産などの裁判所を通した手続きをすると、官報というものに氏名や住所が記載されます。一見とんでもないことのように思えますが、官報は一般の方が目にすることはありません。ただしすでに給与が差し押さえられている場合などは社内の方にバレている可能性も高いですが、債務整理をしたという事実を理由にして解雇や退職の強要をすることはできません。

500万円は借金としては多額、返済より債務整理を視野に入れよう

500万円という金額は、借金として非常に高額です。今の状況によっては、すぐにでも債務整理が必要になります。

債務整理に頼らずに返済しようとするのであれば、売れるものは全て売ってしまわなければなりません。資格を取ったり転職するなどして収入を増やし、支出を極限まで切り詰めればなんとか借金の完済ができるレベルです。

ただしかなり厳しい状況には変わりはありませんので、苦しくなったら迷わずに専門家に債務整理の相談をするようにしましょう。