借金の取り立て代行依頼にはメリットとデメリットが両方存在する
借金の取り立て代行先は、主に3つあります。それは弁護士事務所、債権回収会社、ファクタリング会社です。
しかしそれぞれの借金取り立ての代行先によって、メリット・デメリットがどちらも存在します。また、代行先によって独自の強みがありますので自分に合った代行先を選びましょう。
借金の取り立て代行を頼むメリット
各々の借金取り立て代行業者に取り立てを頼むメリットですが、以下の通りになります。
- 弁護士事務所の場合、色々な案件に対応でき現在から将来的な回収対策が可能で、法的な解決まで提示可能というところが強みです。
- 債権回収会社の場合、取り扱いができる債権であれば、最悪債権の買い取りまでしてくれます。
- ファクタリング会社の場合、代わりに債権者となってくれるので、回収が済むまで、精神的不安に苛まれることはありません。
借金の取り立て代行を頼むデメリット
一方、各々の借金取り立て代行業者に取り立てを頼むデメリットですが以下のことが考えられます。
- 弁護士事務所の場合、費用が割高になること、相手との関係も亀裂が入る可能性がありさらに心理的に追い詰めてしまうということです。
- 債権回収会社の場合、債権回収の手段が限られており、個人間の債権に手出しできないという点です。
- ファクタリング会社の場合、債権買取をしてくれない可能性がある点、そして債権を譲渡するために手数料がかかる点です。
借金の取り立て代行を頼むときの注意点
債権回収業者についての概要、委託の際のメリット・デメリットを説明しましたが、注意しなければならないのが無許可の業者に委託してしまうことです。
また、借金の取り立ての一番のポイントは債務者を追い詰めることではなく、いかにうまく交渉をして支払い意思を持ってもらえるかどうかになります。そのためまずは専門家より、無料相談を受けてみるのも一つの有効な手段です。
借金の取り立て代行を頼んだ業者が詐欺業者かどうか調べる方法
委託する前に、まずはその借金取り立て業者が本当に法務大臣が許可した会社なのかどうかを、必ず確認しないといけません。加えて、債権会社を詐称したことがある業者ではないかという確認もしましょう。
正規の会社であっても、詐欺業者が実在する会社名を名乗っているケースがあります。それによりネット上では、ここは悪質な借金取り立て業者であるというデマが出回ってしまうことがあります。なので、ネットの情報に踊らされず、電話番号や所在地で最終判断するようにしましょう。
借金の取り立て代行を頼むときは、その業者について事前に調べよう
借金の取り立て代行を依頼するときは、依頼する業者について、しっかり調べておくことが必要になります。
安全面を重視するならば、債権回収会社よりも弁護士に依頼する方がメリットが大きく、また悪徳業者に依頼する可能性もないのでおすすめではあります。ただし、弁護士に依頼するとなるとそれなりの費用がかかってしまいます。各債権回収業者の概要とメリット・デメリットを鑑みて、自分に合った最良の方法を探してみましょう。