FXで借金を抱える理由って何?【どのような場合に借金になるか解説】

FXは、投資法のなかでも少ない元手で大きく儲けることができることから、非常に人気が高いものです。しかしその一方で、FXが原因で借金苦に陥って挙句に自己破産に至ったなどのケースも相応に見られています。

今回は、FXでの借金について、詳しく解説していきたいと思います。

「FXはロスカットがあるから借金に陥る理由が無い」は嘘

よくFXはロスカットがあるから借金に陥る理由はないと言われていますが、果たして本当にそうなのでしょうか。ロスカットとは取引においてマイナスに傾いていく中で、投資した資金以上のマイナスを防ぐことを目的としています。しかし、それは確実に100%保証しているものではありません。ゆえに、場合によっては、投資資金以上のマイナスとなってしまうこともあります。

ということは、FXはロスカットがあるから借金に陥る理由が無いというのは嘘ということになりますね。

FXにおけるロスカットとはそもそも何か

FXにおけるロスカットとは、含み損いわゆるマイナスが大きくなりすぎた場合に自動的に強制決済してくれるものです。これにより甚大な損失を被ることが防げ、委託証拠金の全没収や不足金の発生を極力抑えてくれることになります。言葉だけ聞けばメリットしかない制度のような気はしますが、確実に100%保証してくれるものではないので、注意が必要です。

FXで借金に陥る理由①自分で投資資金のため借金をする

最悪のシナリオFXという投資法で借金に陥る人の大半が、自ら借金をして投資資金にしてしまうというケースがあります。上手く行けば少ない投資で大きく儲けが出せるのがFXですが、元手は多いに越したことは無いからとその軍資金として借金をしてしまうことも多いようです。

FXで借金に陥る理由②相場が余りに急激な変動を起こした

急激な変動が頻繁に起こりうるのが、FXです。強制ロスカットがあるので基本的には大きくマイナスにはならないのですが、うまくいかない場合もあります。その場合は、追加証拠金を支払わなければならなくなり、結果的に借金をしてしまうというケースがあります。

FXで借金に陥る理由③土日で相場が一気に動いた

税金滞納

外為取引は、24時間365日休まず常に動いています。ということは、どの時間帯においても常に誰かが取引をしており、急激な変動がある可能性があります。そのため、自身が活動していない時間帯に、急変動により強制ロスカットが起こる可能性も十分あり得ます。

FXで借金に陥る理由④FX業者のサーバーなどのトラブル

分割払い

FX業者におけるシステムトラブルでその停止中にレートが急激な変動をした場合、強制ロスカットは成立しません。再開したときには大きくずれた価格で取引され、追加証拠金を請求されるということも、十分あり得ます。このような場合は、FX業者が追加証拠金を請求してくるかは不明ですが、システムトラブルにおける保証などは、一切ないということを覚えておきましょう。

FXで借金に陥らないためのリスクヘッジ

FXで借金に陥らないための方法をいくつか抜粋したので、それぞれ解説していきたいと思います。

レバレッジは大きくしない

FXの大きなメリットでもあるレバレッジは、はじめに証拠金を預けておくことで、証拠金の数倍から数百倍の金額で取引できることをいいます。その反面、利益・損失共に大きくなる傾向があります。そのため、レバレッジを大きくかけすぎた場合の取引では、想定以上の損失を被ってしまう恐れがあります。

メジャー通貨を通貨ペアにする

FXの世界では、多くの人々が知っているような通貨かその逆にあまり知られていないマイナーな通貨かどうかに関わらず世界中の通貨を幅広く扱っています。しかし、ある通貨を取引しようと思うのであれば、その通貨と交換する別の通貨が必要になります。あまり知らない通貨を使うのはリスクもありますから、慣れない内は無理してよくわからない通貨を選ぶのではなくメジャーな通貨を選択するようにしましょう。

読めないイベントのときはポジションを持たない

どちらに振れるかわからないような場合は、無理にポジションを持たないことで、損失を防ぐことが出来ます。プラスに触れる確率が高いイベントのときだけ仕掛けるようにすれば、必然的に損する確率を抑えられるのではないでしょうか。

これ危ないかも、そう思ったら逆指値注文をしておく

逆指値注文とは、そのときの為替レートより不利な状況を指定する注文方法になります。いわゆる損切りとよばれ、この逆指値注文により損失を最小限に抑えることができるのです。

FXで借金に陥ったときは自己破産できる?

自己破産をすると、基本的にはどんなに多額の借金でも支払い額をゼロにしてもらうことができます。ただFXでの取引が原因の借金で自己破産する場合には、免責不許可事由に該当し自己破産できない場合もあります。しかし、必ずしも一切免責を受けることができないわけではありません。破産法には裁量免責という制度があり、FX取引による借金でも自己破産できる可能性もあります。

FXでも欲張ると借金に陥る可能性はあるので注意!

一般的にFXという投資法は少ない元手で大きく儲けるというのが基本なので、適切に利用していれば大きなマイナスになることはそうそうありません。借金のリスクは、他の投資法と比べるとかなり少ないともいわれています。しかし強制ロスカットやマージンコールなど初心者でも安心に利用できるような安全策があるにも関わらず、大金に目が眩んだ結果借金に陥る可能性があります。

欲張らずに細々とやっている分には、大損するということはあまり考えられません。しかしFX取引は大きな危険性を秘めているのも事実ですから、投資するときはあらかじめ資金を決めておくなど、自己管理を徹底するようにしましょう。

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