友人に借金の連帯保証人を頼まれたらどう対処すべき?

お金借りる 家族

友人や知人に、借金の連帯保証人を頼まれた場合、あなたならどうしますか。友人や知り合いに借金の連帯保証人を頼まれることもあるでしょう、しかし対処の仕方や断り方はとても悩ましいですよね。非常に近しい友人であれば、連帯保証人になるリスクと力になってあげたい気持ちの板挟みになってしまいそうです。

この記事では、友人に連帯保証人になってほしいと頼まれた時の対応の方法について詳しく解説していきたいと思います。

友人・知人に借金の連帯保証人を頼まれてもすぐに承諾してはいけない

連帯保証人は、債務者と同等の責任を負う非常にリスクの高いものです。友人もこの人ならと頼って頼んできているのかもしれませんが、連帯保証人はその続いてきた関係も壊しかねない危険性を秘めています。ですから、如何に近しい友人の頼みと言えども安易に受け入れてはいけません。もし仲の良い友人に連帯保証人を頼まれても、心を鬼にして断るべきなのです。

友人から借金の連帯保証人になってと頼まれたときの断り方

連帯保証人を頼むような友人・知人は今後の関係を改める必要がありますが、事前にトラブルに巻き込まれないように頼まれた時点で断ることも必要です。

いくつかのケースに分けて、詳しく解説していきます。

「自分にも借金があるから」

自分自身にも、借金があるので難しいと伝えれば、おそらく引いてくれるのではないでしょうか。債権者も、借金を回収するための連帯保証人なのに借金を抱えている人を設定しようとは思いません。

「別の人の借金の連帯保証人になっているから」

すでに他の人の借金の連帯保証人になっていると伝えれば、友人・知人もわかってくれると思います。

その人の借金を全額返済しなければならない可能性があるので、友人・知人も、アテにはしないでしょう。

借金の連帯保証人は非常に責任が重く、友人だからと引き受けるのは危険

連帯保証人の責任は非常に重く、債務者と同等の責任を持つとされています。

それでは、具体的にどのようなケースがあるのか、保証人の役割と比較しながら、詳しく解説していきます。

借主に返済する能力があっても請求できない

保証人はあくまでも債務者の保証人であり、債務者が返済できなかった場合に初めて保証人に返済義務が発生します。

しかし連帯保証人の場合は、債務者が返済できないからという訳でも無くいきなり返済を求められることもあり得てしまうのです。そしてその請求を拒否することはできず、連帯保証人は債権者に借金を返済しなければなりません。

借主の財産差し押さえができない

保証人の場合は、債務者が返済できるのに拒否している場合などには債権者に対して債務者の財産を強制執行して差し押さえしそちらから借金を回収するように求めることが出来ます。債務者が取り立てに応じない場合、債権者は財産があるなら強制執行をして債務者本人から返済してもらいます。

しかし連帯保証人は、いつでも債務者と同じように取り立てすることができるので、関係なく返済しなければなりません。

借金の全額返済をしなければならない

保証人は、保証人が複数いる場合は保証人の人数で割った金額のみを返済すれば良いという権利を持っています。しかし連帯保証人には上記の権利はないので、債権者から取り立てをされれば保証人が複数いるケースでも1人で全額返済しなければなりません。

保証人と違い、連帯保証人は1人で債務者の借金を全額保証しなければならないのです。

友人・知人の借金の連帯保証人になった場合の最悪のケース

友人・知人の連帯保証人になっても、友人・知人がしっかり返済してれば、連帯保証人には、被害はないと思っていませんか。連帯保証人は、債務者と同等の責任といいましたが、これは返済においても同様なのです。

つまりは債権者が、債務者よりも連帯保証人の方が確実に借金を回収できると判断した場合は債務者でなく連帯保証人に請求してきます。そして連帯保証人はその請求を拒否することはできず、最悪の場合は借金の全額を債務者に代わって返済しなければならないのです。

友人だからと言って借金の連帯保証人を引き受けるよりは別の選択肢を

連帯保証人は、自身の将来に暗い影を落としかねないリスクを持っているものです。いくら大事な友人だから助けてあげたいと思っても、結果として自分が困るかもしれない危険性を考慮せずに引き受けるのは賢明ではありません。

それまでの関係を壊しかねないものですから、連帯保証人を引き受けるよりは自分がそれを肩代わりして少しずつその友人から返してもらう方が、まだお互いの関係を維持できるかもしれません。