ローンで生活が苦しい!その理由と対処法を解説!

車や家は高額なので、ほとんどの場合ローンを組んでの購入になりますよね。しかし、ローンの月々の返済額によっては家計を圧迫しかねません。実際、ローンの返済で生活が苦しくなるご家庭は少なくないでしょう。

この記事では、ローンによって生活が苦しくなる理由について見ていきたいと思います。

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なぜローンで生活が苦しくなるのか

住居や車など高額な商品を購入するとき、ほとんどの場合ローンを利用することになりますね。ローンを利用するときは、年収に応じた割合で算出して借入額を決めるはずです。

それなのに、ローンの返済で生活が苦しくなってしまうことがあります。いったいなぜ、ローンで生活が苦しくなってしまうのでしょうか。

返済で生活が苦しくなる原因は返済負担率が高いこと!

ローンで生活が苦しいと言う大きな原因は、返済負担率が高いことが考えられます。そもそも、返済負担率というのは、年収に占める年間返済額の割合のことです。

返済負担率が基準を超えてしまうと、ローンの返済負担が大きくなってしまいます。そうなってしまうと、ローンの返済が滞ってしまったり、借入額が減ってしまいかねません。

例えば、年収が400万円未満はローンの返済負担率が30%以下ということになっている場合、上限の30%で融資を受けたらどうなるでしょうか?年収400万円で30%の借り入れを行うと、年間120万円、月10万円の融資が受けられることになります。月収33万と仮定すると、毎月返済だけで10万円が必要となると、可処分所得が大きく減ってしまいます。これでは、ローンの返済で生活が苦しいのは言うまでもありません。

返済負担率が高まり返済が苦しくなるケースとは?

ローンの返済で生活が苦しい原因は、返済負担率が高いからというのがわかりました。では、返済負担率が高まって、ローンの返済で生活が苦しくなるのはどんなケースが考えられるのでしょうか。

❶業績悪化や成績悪化による収入の低下

ローンを組んだときは、誰しもずっと同じ状況で返済が可能であると考えています。しかし収入には絶対という保証はありません。

会社の業績が悪化することもありますし、自身の成績が下がることで収入が低下する可能性もあります。職種にもよるかもしれませんが、営業など自身の成績に応じて収入に変動がある場合は、返済に困り生活が苦しいと感じることもあるでしょう。

❷定年・再雇用による収入の低下

一生涯同じ収入を安定して維持できれば、そもそもローンの返済で生活が苦しいと感じることはないなずです。

ローン返済を始めた年齢や借入額によって差はありますが、定年後もローンを返済し続けなければならないケースもあります。定年すれば収入は低下しますし、再雇用したとしても現役時代に比べれば収入が低下することがほとんどです。

❸子供の誕生による配偶者の世帯収入の低下

ローン返済を始めると、途中で生活環境が変わることがあります。その中で一番よく見られるのが、子供の誕生です。

生活費として配偶者の収入を当てていたものが、出産によって産休に入ってしまったときなどは、その間の収入がなくなります。また、子供ができたら配偶者が今までと同じ勤務体系で働けなくなり、収入が低下してしまうことも考えられます。

❹進学による教育費の増加

子供が成長すれば配偶者の働ける時間が確保できるかもしれませんが、その分、教育費が増加してしまいます。収入が低下してローン返済が苦しいこともありますが、収入が減らなくても出費が増えることで生活が苦しい環境に陥ることもあるのです。

返済が困難になり手放すことに繋がるケース!

ローンの返済が苦しくなるケースを見ましたが、続いては返済が困難になってしまって手放すことに繋がるケースを見てみましょう。

❶失業や転職による収入空白期間

業績や成績悪化で収入が減るケースもありますが、もっと深刻なのは失業や転職によって、収入が全くない期間があることです。

前述したように、返済負担率が高い場合は特に生活が苦しくなります。収入空白期間があり、ローンの返済が滞ってしまうことがあれば手放すことになる可能性が高いです。

❷親の介護や子供の増加など予期せぬライフスタイルの変化

ライフスタイルは、思わぬ形で突然変化する可能性があります。例えば、新たに新しい命を授かり、養育費が増加することもあるでしょう。

また、親の介護が必要になり介護用品の購入などの出費が増えるかもしれません。親が地方に住んでいる場合には、交通費がかかることもありますね。

このような予期せぬライフスタイルの変化は、誰にでも起こりうることです。

❸住宅ローン支払い中のリフォームや改築

家やマンションは購入したままの状態が続けばいいですが、そういうわけにはいきません。ローンの支払い中にも老朽化が進んで、修繕しなければならないこともあります。

また、自分自身や家族の生活環境の変化に伴って、リフォームが必要になる可能性もゼロではありません。リフォームや改築などに多くの費用がかかってしまい、返済が困難になるケースも意外と多いです。

住宅ローンが苦しい理由は年収倍率と返済比率の差にある

最悪のシナリオ

審査に通るからと年収倍率で最大額を借りたために返済額が大きくなる

住宅ローンの金額は、年収倍率と返済負担率によって決まります。返済負担率は前述したとおりですが、年収倍率も返済に大きく関与してくるため注意が必要です。

年収倍率とは、年収を基準に何倍まで借りることができるのかを表す倍率のことです。例えば、年収が500万円で5倍の年収倍率の場合は、2500万円まで借りることができます。

5倍が平均となっていますが、最大限の年収倍率で借りると返済額が大きくなってしまいます。

返済比率を考慮しないと平均的な収入でも住宅ローンの返済は困難な場合が多い

平均的な収入でローンの返済も問題がないと思われるケースでも、意外な落とし穴に見舞われることがあります。

前述しましたが、返済比率(返済負担率)をしっかり考慮しなければ返済が困難になる可能性が高いです。返済比率を上げれば借入額を上げることができますが、それだけ返済額が増えてしまうことも念頭に入れておかなければなりません。

車のローンで生活が苦しくなるケース

車のローン

車は必需品の観点から年収が低くても高額のマイカーローンが組めるため

住宅ローンより返済のハードルが低いと思われる車のローンでも、生活が苦しい状況に陥ることがあります。その最大の原因は、車のローンは組みやすいからです。

車は生活必需品だという観点から、そもそも年収が低くても高額のローンを組むことができます。そのため、身の丈に合わないローンを組んだことで返済額が高くなり、生活が苦しくなってしまうのです。

車検や税金で1年や2年に1回に大きな支払いが必要なため

車は購入するときだけでなく、維持費がかかることが知られています。車を保有するだけで、大きな支出として車検代や税金が挙げられますね。

マイカーローンだけでも毎月決まった額の返済が必要なうえ、車検や税金で1年や2年に1度大きな支払いが必要なのです。その点を考慮しておかなければ、生活が困窮してしまう可能性があります。

車のローンで生活苦を防ぐには住宅ローンと合わせての返済比率を考える!

住宅ローン

車のローンと、住宅ローンをダブルで組むという状況があるかもしれませんね。住宅ローンがあっても車のローンを組むことはできますし、逆ももちろん可能です。

しかし2つのローンが重なるということは生活が苦しくなる可能性があり、それだけしっかりと返済について考えなければなければなりません。車のローンで生活が苦しい状況にならないためには、住宅ローンと合わせての返済比率を考えましょう。

年収が高くても生活が苦しいのは生活レベルを落とせないから

借金 滞納

年収が高ければ、ローンの返済負担率を上げることができますが、返済額は高くなりますね。ただ、十分な収入があり、適切な返済負担率と年収倍率で借入を行っていれば、そこまで生活が貧窮することはないはずです。

それでも生活が苦しいと感じるなら、それは生活レベルを落とせないのが原因と言えるでしょう。ローンがあるにもかかわらず、今までと同じ生活レベルで過ごしていると、必ず生活苦に陥ります。

年収が高くてもローンの返済で生活が苦しい状況に陥る可能性は、稀ではないということは念頭に置いておかなければなりません。

繰り上げ返済ができない理由

1円の無駄を節約するより大きい金額の仕分けを!

生活に余裕があり多めに返済できるときは、繰り上げ返済を行えば利息を下げることができるため、後々の返済が楽になります。繰り上げ返済を積極的に行いたいところですが、どうしても繰り上げ返済できないのはなぜでしょうか。

繰り上げ返済するために無駄遣いを抑えることはいいことですが、例え1円を節約したところで大きな変化はありません。それよりも、大きい金額の仕分けをして節約できるところを見つけるほうが、繰り上げ返済ができる可能性があります。

共働きの家庭でお金が足りない状況も

繰り上げ返済できない理由には、根本的にお金が足りないということもあります。共働きをしているにもかかわらず、お金が不足するならば、貯蓄もままならず繰り上げ返済をすることはできないでしょう。

この場合は、基本的に返済額の見直しをした方が得策です。

習い事や外食の「贅沢費」の問題

繰り上げ返済をするためには、生活費を削っていく必要があります。しかし食費や光熱費などを節約しても多少の変化にしかなりません。

まずは、生活において重要度が低く、かつ贅沢だと思えるところを削っていくのがいいでしょう。普段から外食が多い場合は、支出が多くなりすぎ、繰り上げ返済ができない原因になり得ます。

また、習い事も同じで必要最低限にすることで、その分の費用を繰り上げ返済に充てることができる可能性があります。

もし返済が苦しくなったら徹底的な家計の仕分けを!

今までのような水準の生活はできません!

年収が高いにしろ低いにしろ、ローンの返済があれば、月々に使用できるお金は減ってしまいます。これは簡単に言えば、収入が減ったのと同じことです。

それでも、今までと同じように生活をしていたらどうでしょうか。生活費に充てる額が変わらなければ、返済が苦しくなるのは言うまでもありません。

ローンの返済が始まれば、生活水準を下げる努力をする必要があるのです。

住居や車を売るのは最後の手段、生活ができなくなってしまいます!

ローンの返済が苦しくなったら、考えるのは住居や車の売却でしょう。でも、住居や車がなくなれば生活ができなくなってしまうため、住居や車を売るのは最終手段です。

それよりも、返済額を下げる方法を考えたり、節約できるところを探すなど、まずは返済が滞らないように考えるほうがいいですよ。

ローンを滞納すると住居・車を差し押さえられて安く売られてしまいます!

差し押さえ

ローンの返済で生活が苦しいときでも、避けなければいけないのは返済を滞らせてしまうことです。もし、返済が滞ると住居や車が差し押さえられ、安く売却されてしまうことになります。

そもそも住宅ローンは、家を担保にしていることもあり、ローンが支払えないとなるとすぐに差し押さえられます。せっかく手に入れた住居や車ですから、できる限り返済日に遅れることなく支払いを行うのが理想ですね。

ローンが苦しい原因は返済比率!生活レベルを下げて対処を!

ローンで生活が苦しい理由と、対象法を紹介しました。ローンの返済は、年収に応じた適切な負担返済額と年収倍率で借入を行っていれば、滞ることなく完済することができます。

もし、ローンが苦しいのであれば、その原因は返済比率が高いことが原因かもしれません。もうすでに生活が苦しい状況に陥っているなら、生活レベルを下げて対処してみましょう。