借金をしたはいいものの、期日までに返済できず滞納してしまった、なんて人も少なからずいるのではないかと思います。
借りたものを返せなかった以上、何かしらのリスクは発生してしまうものです。
では、借金を滞納してしまうことで具体的にどんなリスクがあるのでしょうか。この記事で早速見ていきましょう。
借金を滞納してしまうことで様々なリスクが生じる
失業や疾病、経済的に生活が難しくなったとき、やむを得ない理由でお金を借りることがあります。きちんと返済できれば問題ないのですが、もし仮に返済できず滞納してしまった場合どうなってしまうのか。
まずは社会的信用が無くなります。
車や家のローンが組めなくなり、クレジットカードも作れません。
ことごとく審査に通らなくなります。
そして元金にプラス延滞金が発生し、より返済が厳しくなっていきます。
ここではそんな滞納における様々なリスクの部分について、もっと掘り下げて解説していきます。
借金の滞納によって信用情報に傷がつく
借金の滞納が続いた状態になると、ブラックリスト(信用情報)に延滞情報が載り続けます。
このブラックリストに載ると、ほぼ100%審査に落ちることになります。
審査とは、主に住宅ローンを含む各種ローン、携帯電話端末の分割払いやクレジットカード契約などが挙げられます。
しかしながら、借金が時効になれば債権者へ消滅時効の援用という手続きを申請し、ブラックリストから延滞情報を消すこともできます。
借金の滞納によって遅延損害金が発生してしまう
遅延損害金は簡単にいうと、返済期日までに返済できなかった迷惑料ということになります。
債権者は本来利用できるはずの元金を利用できず、新規の融資が行えないなどの損害が発生することになります。
当然延滞金の請求は妥当と言えますね。
遅延損害金の利率は高いので、あくまでも返済期日までに返済が当たり前ですが、なるべく早く返済することが借金から抜け出す一歩といえるのです。
借金を滞納し続けると債権者から一括請求通知が来る
借金の滞納状態が大体2~3か月以上続くようになると、債権者から「一括請求通知」が届くことになります。
しかしこの通知はあくまでもそれまでの過程で、債権者からの電話やハガキなどの催促に一切応じなかった場合になります。
しっかりと債権者に対して、返済の意思を見せることが大事なのです。何事も完全無視はダメということです。
借金を滞納し督促を無視すると裁判になる可能性もある
再三の電話やハガキなどの催促にも応じず、一括請求通知も無視し続けると、実際に裁判を起こされることになります。
一括請求通知には「~までに入金がなければ、裁判による強制執行する予定です」と記載されていることが多いのです。
裁判所から呼び出し状と訴状が届き、これが裁判所からの一括請求通知ということになります。
借金の滞納で財産を差し押さえられてしまうことも
裁判は確実に負けます。
裁判後、金融機関は直ぐに財産を調べて、差し押さえの準備を始めます。
勤務先での給与から、預貯金まで根こそぎ回収するのです。
そうなると毎日の生活に大きく響くことになり、ますます返済が厳しくなります。
さらに勤務先に不信感を与えてしまいますし、手続きが必要なので大変迷惑をかけてしまいます。
なので、財産の差し押さえは絶対に避けなければならないのです。
借金を滞納しそうになったら専門家に相談しよう
ここまでの流れで、差し押さえになることは絶対に避けなければならないということがおわかり頂けたかと思います。
まずは、債務整理の専門家である弁護士に相談しましょう。
早めに相談することで、返済計画も楽になりますし、社会的信用も傷つけにくくなります。
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確かに正確な計算ではありませんが、任意整理による返済額の圧縮や消滅時効の援用による返済義務の帳消しなど、様々な債務整理の方法を活用します。
どれだけ返済額が減るのか、大まかな目安となっているので利用しないほうがもったいないと言えます。
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借金を滞納し続けると最悪裁判で訴えられることも
これまで借金滞納におけるリスクを解説しましたが、何より大事なことは無視しないことです。
期日までにしっかりと返済すること、これに尽きます。
仮に返済できる状態でなくても、分割払いや返済猶予の可能性もあるので、まずは連絡し相談することです。
財産の差し押さえという最悪の結末を迎えてしまうと、社会的信用もなくなり、社会から孤立してしまいます。
そうならない為にも、まずは返済の意思を見せることが一番です。